卵子の質を上げるための【具体的】な方法とは?
最近は、AMH検査が普及し、卵巣内の卵子の残数が計測されるようになりました。「卵巣年齢が~歳だと言われた」と言った書き込みがネット上にも散見されます。
一方で色々な専門書を読むと、常に書いてあるのは、卵子の質が大切という話。
大切なのは、卵子の数でも卵巣年齢でもありません。
体外受精や顕微受精に進んでも、質の良い卵子が一つでもあれば妊娠は可能です。
一方で、質の悪い卵子がいくつあっても、妊娠可能性は低くなってしまいます。
自然妊娠を試みている段階でもこれは同じ。月に1回排卵される卵子の質が良いことが最も大切な事になるんです。
では、卵子の質を上げる方法にはどんなものがあるのでしょうか?
この記事では「卵子の質を上げる方法」について説明していきます。ただ少々時間がかかってしまうので、面倒に思う人は、卵子の質を上げるサプリもおすすめです。良かったら、参考にしてみてください。
卵子の質を上げるためのポイントは?
さて、卵子の質を良くするためには、何が必要なのでしょうか。
何といっても基本は、
- 卵巣周りの血流を良くすること
- 卵子の老化を促進してしまう活性酸素を減らすこと
の2つです。
では、この2つのことを実現するためには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?
卵子の質を上げる生活方法は?
まず、生活面では、体を冷やさないことと、心身のストレスをすこしでも和らげることが大切です。
体を冷やさない | 入浴・服装・運動
血流を良くするためには、まずは体を冷やさないこと。
そのためには、入浴方法を工夫したり、服装に気を付けるなどの工夫が出来ます。
また運動をすることで筋肉をつけ、体の内部で熱を作りだせるようにすることも大切です。
体を温める入浴方法
大切なのは、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくりとつかること。
41℃以上の熱いお湯につかると、体の表面の温度は上がるものの、かえって血管が収縮して血流が悪くなります。
すると体の内部を温めることが出来なくなるので、入浴後はかえって体が冷えてしまいます。
ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、血管を拡張して血流がよくなります。
それによって、体の内部までしっかりと温めることができるのです。
服装と運動は下半身を重点的にケア
卵巣は下腹部にあるため、卵子の質を上げるためには、下半身の血流を良くすることがとても大切です。
そのためには、まず服装で下半身を温めることが大切です。タイツや毛糸のパンツ、ヒートテックのインナーなどが活用できます。
運動では、ふくらはぎの筋肉をつけることが大切。
下半身に流れた血液を上半身に送り返す力が弱まると血流がわるくなります。
でも、ふくらはぎの筋力があると、下半身に流れた血液を上半身に送り返してくれます。
そのため、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているくらいです。
ふくらはぎの筋力をつけるにはウォーキングが一番。
有酸素運動なので、健康的にダイエットする効果もあって一石二鳥です。
ストレスを和らげる | 入浴・睡眠
そしてもう一つ肝心なことが、活性酸素を増やさないために、ストレスを和らげること。
心身がストレスを受けると、人間の体内では活性酸素が発生します。
この活性酸素は、発生し過ぎると、体の大切な器官を傷つけるようになり、老化の原因となるものです。
活性酸素は、精子や卵子も傷つけてしまうため、精子や卵子の質を落としてしまう原因になるのです。
なので、活性酸素を発生をなるべく抑えるために、ストレスを和らげる努力をしましょう。
中でも大切なのは入浴と睡眠。
1日の終わりに心身をしっかりと休めることで、ストレスの軽減ができます。
ストレスを和らげる入浴法
体を冷やさないための入浴法と同じで、38~40℃のお湯にゆっくりとつかることがポイントです。
血流をコントロールしているのは自律神経。自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経が働くと体は活動的になり、副交感神経が働くと体はリラックスモードになります。
ストレスを軽減するためにはリラックスモードになる必要がありますよね。
ところが、41℃以上のお湯につかると、交感神経が活発に働いて、リラックスモードにはなれなくなってしまうのです。
そのため、入浴時には、40℃以下のお湯につかることが大切なのです。
卵子の質を上げる睡眠法
睡眠の質が良ければ、メラトニン・成長ホルモンという2つのホルモンがしっかりと分泌されます。
なんと、このホルモンには、卵子の傷を修復して、卵子の質を上げてくれる効果があるのです。
そのためには、睡眠時間をしっかりと確保することが大切。
でも、現実問題として、睡眠時間の確保がなかなか難しい人もいるかもしれませんね。
そこで、すぐにでも出来ることとして、「夜寝る時には、一切の明かりをつけない」という方法があります。
この場合、豆球も消してください。
実は、睡眠時に部屋が明るいと、2つのホルモンの分泌が減ってしまうのです。
逆に、真っ暗な部屋で睡眠をとれば、メラトニンと成長ホルモンがしっかりと分泌されて、傷ついた卵子の修復作業をしてくれるというわけです。
卵子の質を上げるには、禁煙は不可欠
そして、絶対やるべきことが禁煙です。
タバコは吸っている本人だけでなく、近くにいるパートナーの体にも、大量の活性酸素を送り込むことになるのです。
活性酸素は、卵子を傷つけ、卵子の質を悪くしてしまいます。
例え自分が喫煙していなくても、パートナーのタバコの煙が原因で、卵子の質を下げてしまうことにもなりかねません。
卵子の質を上げようと思ったら、禁煙は絶対に必要です。
卵子の質を上げる食事
普段の食事は、妊娠するための体のベースをつくるためにとても大切。
卵子の質を上げるためにも、食事は欠かせません。
ポイントは生活と同じで、血流を良くすることと活性酸素の撃退です。
オメガ3脂肪酸で血流改善
まず、血流を良くするためには、オメガ3脂肪酸が欠かせません。
オメガ3脂肪酸は、血中のコレステロールと取り除いて血流を改善してくれます。
オメガ3脂肪酸は、主に青魚に含まれています。ただ、熱に弱い栄養素なので、加熱せず刺身などで食べるのがベターですね。
ビタミンEで自律神経を安定させる
また、ビタミンEも大切。
ビタミンEは、自律神経を安定させる働きがあります。
ストレスによって自律神経が乱れると、血管が収縮して血流が悪くなります。
でも、ビタミンEを摂れば、自律神経が安定して、血流が元に戻るのです。
ビタミンEが含まれる食材には、
アーモンド、アボカド、ヘーゼルナッツ、落花生、サバ、ウナギ、カボチャ、サツマイモ、ホウレンソウ、キウイ、豆乳
などがあります。
アーモンドやアボカドは調理せずにおやつとして食べられますから、是非活用してみて下さい。
抗酸化物質をしっかりと摂る
さらに、ストレスによって発生した活性酸素を撃退するには、ビタミンCやビタミンEと言った抗酸化物質が必須。
これらの栄養素を摂ることによって、ストレスに対する抵抗力を強めて、活性酸素から卵子を守ることが出来るんです。
注意したいのはビタミンC。水溶性なので、調理中に水に溶けだしてしまいます。
出来るだけ加熱時間の少ない調理方法が望ましいですね。
ビタミンCは、以下のような食材に含まれています。
パプリカ、バナナ、柿、キウイ、グレープフルーツ、イチゴ、カリフラワー、モロヘイヤ
卵子の質を上げるサプリ
生活全般、そして食事に気を付けることは、卵子の質を上げるためにとても大切です。
何といっても、妊娠体質のベースを作るのに、この2つは欠かせません。
でも・・・ですね、これらを完璧にこなすのは、中々大変ですよね。
特に食事に関しては、1日3食の栄養バランスを完璧に管理するなんで、相当の難題。
そこで、妊活サプリの活用もアリじゃないかなって思っています。
卵子の質を上げるために、サプリメントの力も借りる。
そうすれば、「頑張らないと~」って思っていたストレスから、少し解放されます。
以下、オススメの成分を配合したサプリを紹介します。
卵子の質を高めるサプリに必要な成分について詳しく知りたい人は、以下の記事で説明していますので、参考にしてみて下さい。
多嚢胞性卵巣症候群や排卵、基礎体温の乱れが気になる人向け
ベジママ
■初回 2,750円 ■以降 4,680円
■休止・解約 自由 ■返金保証 有
■卵子の質におすすめの成分
→ピニトール、ビタミンE
多嚢胞性卵巣症候群や基礎体温の乱れに悩んでいる人には、絶対にオススメしたいのがベジママ。
ピニトールは、多嚢胞性卵巣症候群や妊娠糖尿病への効果が期待されている成分で、他には無いサプリです。
卵子のアンチエイジングをしたい人向け
ミトコプラス
■定期 7,980円 ■夫婦 15,960円
■休止・解約 4ヶ月〜 ■返金保証 ×
■卵子の質におすすめの成分
→還元型コエンザイムQ10
還元型コエンザイムQ10により、卵子の質の低下を抑えることができる製薬会社が作ったサプリ。
価格が高いですが、ミトコンドリアの活動を活発にする働きがあるため、卵子の質を上げたい人には最もおすすめです。
飲みやすくて、色々な成分が豊富!
マカナ
■初回 3,980円 ■以降 5,980円
■休止・解約 自由 ■返金保証 ×
■卵子の質におすすめの成分
→マカ、ビタミンE、ビタミンC
マカ、葉酸、ルイボスティー、生姜の他、亜鉛、鉄分、ビタミンE、ビタミンC・・・などマルチビタミン・ミネラルサプリ並みに、色々な成分が入っています。
何を選んだら良いか迷った時にはコレ!と言えるサプリです。
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