【冷え取り】の入浴法|温度が高すぎると妊活にはマイナス!

お風呂入る時って、お湯の温度とか、入浴時間とか気にしていますか?実は、冷え取りのための入浴法があったりします。

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お風呂って、入っていたら普通に温まるものって誰でも思いますよね。
私もそうでした。

ところが、よく調べてみると、お風呂の入り方を間違えるとかえって体を冷やす場合があったりするんです。
体を冷やしてしまうのは、妊活にとってマイナスですから、これは見過ごせません。

でも、一体、なぜそんなことが起こるのでしょうか?

自律神経について

自律神経って何?

その理由を説明するためには、まず、自律神経について触れないとなりません。
(結論だけ知りたい人は、読み飛ばしてもらって構いません。)

0-82自律神経って言うのは、人間が自分の意思では動かせない部分のコントロールを担当している部分です。

自分の意志で動かせない部分っていうのは、たとえば、血液の流れとか、血圧とか、心臓などの部分ですね。
自分で血液の流れを止めたり、早くしたり・・・なんて出来ないですし、血圧を上下させることもできません。
今から心臓止めます!なんて出来たら怖いですよね(汗)。

交感神経と副交感神経

こういった血流・血圧などのコントロールをしているのが自律神経なのですが、この自律神経はさらに、交感神経と副交感神経に分かれます。

交感神経と言うのは「体を活動的にするために働く」神経で、血管を収縮したり、心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。

一方で、副交感神経というのは、「体を休ませるために働く」神経で、血管を広げたり、心拍数を下げたり、血圧を下げたりします。





「冷え」改善ののためには、お湯の温度を42℃以上はNG!

お風呂のお湯が熱すぎると、血流が悪くなる

0-68お湯の温度が高すぎると、かえって体は温まりません

その理由は、自律神経の「交感神経」が活発に働いてしまうからです。
交感神経が活発に働くことで、血管が収縮してしまうんですね。
そうなると体内の血流が悪くなります。

血流が悪くなるので、体の内部が温まらない

熱いお湯につかるので、確かに体の表面温度は高くなります。
でも、血流が悪くなっているので、体の表面の温度を、体の内部まで伝えることができなくなってしまうんです。

体の内部が温まらないまま風呂から上がると、体の表面から熱が奪われてしまうので、結局体は冷え切ってしまうわけです。

42℃以上のお湯は、妊活にはマイナスです!

0-40妊活では、体の内部・・・子宮や卵巣といった骨盤内部の血流を良くしないとならないので、これは大きなマイナスになってしまうわけです。

ちなみに、「交感神経が活発に働く」お湯の温度は42℃以上だそうです。

42℃以上の温度のお湯には入らないようにしないとなりませんね。

ぬるめのお湯が「冷え」改善にはおすすめ!

ぬるめのお湯は、血流を良くする

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一方で、41℃以下のお湯になると、これがまったく変わってきます。

体を休ませるために働く「副交感神経」が働くようになります。

すると、血管が広がり、体の内部から体の末端・表面まで、血液が活発に流れるようになるわけですね。

血流が良くなるので、体の内部が温まる

血液が活発に流れるようになると、体の表面から伝わってくるお湯の温度を、血液によって体の内部までしっかりと伝えることができます。

そのため、体の中からしっかり温まることができるので「冷え取り」が出来るというわけですね。

妊活中なら、ぬるめのお湯にゆっくり入るのがベスト

体の内部まで熱が伝えられれば、卵巣・子宮など骨盤内部までしっかりと温めて血流を良く出来ますから、妊活の強い味方になるわけです。

また、入浴時間をたっぷりと取ることも大切。
5分とか10分では、体の内部まで熱が伝わりにくいので、20分程度は湯船につかるようにした方が良いようです。

体がのぼせやすい人には、読書をしたり、音楽を聴いたりしながらの半身浴もおすすめです。

41℃以下の風呂が妊活にとって大切なもう一つの理由

ぬるめのお湯でリラックス効果!

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また、副交感神経が働くことで、体はリラックスモードになります

ストレスは妊活にとっては大敵。
活性酸素によって卵子の老化などを招きかねません。
排卵、受精、着床までの一連の流れも阻害しかねないのです。

でも、入浴でリラックスできれば、ストレスによる活性酸素の発生を抑えらるので、そういう言意味でもとても大切ですね。

リラックスできれば、睡眠の質も良くなる

また、リラックスできることで、質の良い睡眠を確保できます。

これも妊活にとっては大切なことですね。

41℃以下のお湯につかるという入浴方法は、「冷え取り」以外にも、妊活の心強い味方になってくれそうです。





入浴できない時には足湯も「冷え取り」に効果的

足湯のメリットは「手軽」なところ

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入浴時間が確保できない時とか、風呂に入りたくない時には、足湯でも「冷え取り」には効果的です

朝から手足が冷える時とか、寝ている間に体が何となく冷えちゃったな~とか感じた時には、手軽にできて良いかもしれませんね。
腰痛・生理痛がひどい場合は、手軽に下半身を温められるのでお勧めです。

足湯をすると、全身が温まる

もちろん、下半身の冷えを取る効果は高いですが、足湯をすると全身が温かくなります

どうしてそんな効果があるのか?って言うと、足首に、血管・リンパ管が集中しているからなんです。
それで、リンパ液や血液が、足元の温度を腰まで、効率的に伝えてくれるので、体が温まりやすいわけですね。

温度は41~42℃で。足湯用のバケツも便利!

足湯の場合は、お湯が冷めやすいので、41~42度のお湯をくんで、30分くらいを目安にするのが良いです。

最近は、足湯用のバケツも売っています。バケツや洗面器よりも安定しているので使いやすいですよ。

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