妊娠のための栄養バランス、5つのポイントはコレ!
妊活では、栄養バランスをしっかりと摂って、必要なものをしっかり食べることが何よりも大切です。
女性なら、ダイエットとかに目が行ってしまうかもしれませんが、一番怖いのは栄養不足や栄養バランスの乱れによって、妊娠に影響が出てしまうこと。
この記事では、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの5つの栄養素に関して、それぞれが妊娠するために必要な理由と、どんな風に摂るのが妊活にとって良いのかということについてまとめています。
ちなみに、厚生労働省は、「妊産婦のための食生活指針」というのを発表していて、妊娠前からの栄養バランスの大切さを呼び掛けています。
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ポイント1 妊活中は主食(炭水化物)をしっかり摂ることが大切
栄養バランスをとる時に、絶対に抜いてはいけないのが主食。この場合の主食とは、ご飯やパンのことです。
妊娠の初期段階でも、母体と胎児の両方のエネルギー消費量をカバーする必要があるので、主食として炭水化物をしっかり摂らないといけません。
ですから、妊活中からその準備は怠らないようにした方が良いですね。
特に、ご飯はタンパク質が含まれ、脂質は少ないために推奨されていますね。
ちなみに厚生労働省の資料では、主食を中心にして、1日当たりの摂取カロリーを、妊娠初期は+50kcal、中期は+250kcal、後期は+450kcal 通常よりも多くとることが推奨されています。
一方で、炭水化物は摂取の仕方に注意が必要。詳しくは、下の記事に書きましたので、よかったら読んで下さい。
ポイント2 タンパク質は人体の材料/妊娠には不可欠な栄養素です
母体もそうですが、胎児の筋肉、骨、髪の毛など体のあらゆる部分の素になるのがタンパク質です。
体内で代謝を行う酵素や、酸素を運ぶヘモグロビンなどもタンパク質で出来ています。
水分を除けば、人体の半分くらいがタンパク質でできています。
だから、タンパク質は、私たちが生きていく上でとても大切。欠かせないものですね。
ダイエットしている女性が、食事制限によってタンパク質不足になっているケースがあります。
妊活するなら、胎児の分もしっかりとタンパク質を摂取していきましょう。
厚生労働省からも、妊娠中期では+10g、妊娠後期では+25gのタンパク質摂取が推奨されています。
ちなみに、1食に必要な量の目安として、にぎりこぶし1つ分のたんぱく質を様々な種類から摂り入れましょう。
そんなタンパク質ですが、妊活をしていく上で注意すべきこともいくつかあります。
詳しくは、以下の記事で書いています。
ポイント3 脂質には、「良い脂質」と「悪い脂質」がある
脂肪分・脂質というと、とかく女性の敵になりやすい栄養素ですが、脂質にも実は、とても大切な役割があります。
それは、ホルモンを生成すること。妊娠するには、女性ホルモンや男性ホルモンと呼ばれる性ホルモンは絶対に必要です。
だから、脂質は妊活には欠かせない栄養素になりますね。
一方で、同じ脂質の中でも「控えてほしい」脂質もあれば、「是非摂取した方が良い」脂質もあります。それはいったいどんなものなのでしょうか?
詳しくは、以下の記事に書きました。
ダイエットしている女性は、特に読んでおいてくださいね。
ポイント4 ビタミンは妊娠しやすい体質を作ってくれる
ビタミンは、最も慣れ親しんだ栄養素の名前だと思います。
実は、ビタミンって妊娠体質を作るには、絶対に欠かせない栄養素なんです。
妊娠するためには、血流を良くすることや、抗酸化力が欠かせません。
血流改善や抗酸化作用によって、卵巣や子宮、精巣の状態が良くなり、妊娠しやすい体質に変わっていくんです。
そのためには、ビタミンの摂取が欠かせないんです。
詳しくは、以下の記事に書いてあるので、読んでみて下さい。
ポイント5 ミネラルが妊活を強力にサポートしてくれる
ミネラルって言っても、色々なものがあります。妊活に特に必要なミネラルは3つあって、鉄・亜鉛・カルシウムになります。鉄は血液の素、カルシウムは骨の素になるもので母体にとっても、胎児にとっても大切なものになります。
亜鉛は、精力剤の成分表記で記されていることが多いですが、生殖能力に関係します。また、胎児の細胞分裂を助ける働きもあり、妊娠した後にも大きく影響してくるミネラルのひとつですね。
鉄・亜鉛・カルシウムが妊娠のためにどう働くのか?どんな風に摂取するのが良いのか?については、以下の記事に書いています。
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