妊娠前の「悩み別」オススメ栄養素はコレ!
妊娠するために必要な栄養素について書いてあるレシピ本を読むと、たくさんの情報がありすぎて、頭が混乱してしまいます。でも、多くの人にとって一番知りたいのは、「自分にとって必要な栄養素はどれ?」ってことだと思うんです。
そこで、妊活中、すなわち妊娠前に、どんな悩みを持っていたら、どんな栄養素を摂ったら良いのか?って言うことについて、悩み別にまとめてみました。
妊活中の体調不良・体の悩みを解消したい
生理不順など生理の悩みを解消したい!
ポイントになる栄養素:ビタミンE コレステロール
生理不順は、ホルモンバランスを整えて、ストレスを軽減していくことがポイント。そのためにキーになる栄養素はビタミンEとコレステロール。
ビタミンEは血流改善をしたり、ストレスや活性酸素と戦う力を与えてくれます。また、コレステロールは女性ホルモンの材料になるんです!
貧血・疲労などの体調不良を解消したい!
ポイントになる栄養素:鉄分 ビタミンE
貧血・疲労などの体調不良を改善したいなら、ポイントになる栄養素は鉄分とビタミンEですね。どちらも、血流改善をするには欠かせない栄養素。
特に、鉄分は、血液が全身に酸素を運ぶのに欠かせないヘモグロビンの材料です。鉄分不足を防ぐことで、貧血や疲労の予防になりますね。
ダイエットしたい
ポイントになる栄養素:タンパク質 炭水化物
ダイエットするためのポイントとなる栄養素は、炭水化物とタンパク質。炭水化物は、体重管理と血糖値のコントロールのために控えないとならないという意味でポイント。タンパク質は、代謝をして熱を作り出す筋肉をつけるために必要という意味でポイント。
一番やってはいけないのは、必要な栄養素を摂らずにダイエットしてしまうことです。
不妊の原因を無くしたい!
子宮環境と卵子の状態を良くしたい
子宮環境を整えるためには、子宮内膜の材料となる亜鉛と鉄がポイント。胎児を迎えるフカフカの子宮内膜を作るには、この二つを欠かすわけにはいきません。
また、卵子の質を良くするには、妊娠ビタミンと言われるビタミンEが大切です。
ビタミンEは、血流を良くして卵巣環境を整えるほか、抗酸化物質なので活性酸素を除去して、卵子の老化を遅らせてくれることが期待できるんです。
夫の精子の質を良くしたい
精子の質を良くするには、亜鉛とビタミンEが重要。
亜鉛は、精子を作る材料になる他、精子の運動率にも関係してきます。またビタミンEは、抗酸化力が強いので、活性酸素によって精子のDNAが傷つくのを守ってくれます
妊娠後に備えたい
妊娠前から赤ちゃんのために良い事をしたい
胎児・赤ちゃんの体に良い事って、実は、妊娠前からできることもあるんです。
- 胎児の体をしっかりと作るために
- 感染症にかからないようにするために
- 胎児にしっかりと栄養が行き渡るように
- 赤ちゃんが無事に生まれてくるために
といったことを考えて、今からできることは、なるべくやってあげましょう。
ここでは、色々な栄養素がポイントになってくるので、下の記事で詳しく説明していきます。
妊娠中・産後の体調不良に備えたい
妊娠中、産後に起こる、色々な体のトラブルにも、色々な栄養素が絡んできます。
- 妊娠中のつわり、むくみ、足がつること、貧血
- 産後のうつ、シミ・小じわ・たるみ
といった良くあるトラブル。
でも、これも、妊娠前からケアしていくことが大切。トラブルが起こる前に、特定の栄養素が欠乏しないよう、気を配ることはできます。
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