さんまの生姜煮 | 妊活中の冷え対策レシピ
サンマの生姜煮は、切る・焼くといった面倒な調理が全く必要ない魚料理で、とっても簡単です。
サンマの持つ血流改善効果に、生姜の熱を作り出す効果が合わさるので、冷えで悩む人にはとってもオススメ。まさに冷え改善レシピなんです。
このレシピで摂れる主な栄養素:DHA EPA 鉄分 ショウガオール
サンマの生姜煮をお勧めする理由
サンマの生姜煮は、妊活中で、冷えで悩んでいる人にとてもオススメなレシピです。
血流改善効果が期待できる
サンマには大量のDHAとEPAが含まれています。DHAとEPAは血液をサラサラにして、血栓予防の効果があります。
また、鉄分を豊富に含んでいるので、貧血気味の人の血液の成分濃度を上げることが出来ます。そのため、血流改善の効果が期待できますね。
ところで、サンマって、塩焼きで食べることが多いと思うんですが、実は網で魚を焼いている間に、かなりの量の脂が、網の下に落ちてしまうんですよね。とっても勿体ないんです。
でも、サンマの生姜煮の場合は、サンマを鍋で煮ますから、サンマに含まれている脂はそのまま。DHAとEPAを無駄にすることなく食べることができるんです。
体内で熱を作りだして冷えを改善
サンマの生姜煮は、生姜を使っています。そして、この生姜は加熱をしているため、ショウガオールと言う「体内で熱を作り出す」成分が生成されているんです。
ということは、生姜が体内で熱を作りだし、サンマのDHAとEPAで血流改善をし、鉄分補給で血液の酸素運搬能力が上がっていきます。
冷えで悩んでいる人には、とっても嬉しい効果が期待できるわけです。
作り方
用意するもの
- さんま(魚屋で頭と尾を落として2つに切ってもらう)
- 生姜
- 酒
- 砂糖
- しょう油
- みりん
手順
- 浅い鍋にサンマを並べて入れる
- 水をヒタヒタになるまで入れる
- 中火にして、煮立ったらお湯を捨てる
- 以下の調味料を入れる
- 酒
- 砂糖
- しょう油
- みりん
- しょうがの薄切り
- もう一度火をつけ、煮汁がなくなるまで煮る
※途中でサンマを絶対に触らない。(鍋に並べたままにする)
さんまの生姜煮の栄養素
さんまの栄養素
さんまの栄養素の特色は、なんといっても、DHAとEPAが抜群に多いこと。通常焼くことが多いですが、そうなると脂が落ちてしまって、せっかくのDHAとEPAが勿体ないことに・・・。
ところが、生姜煮の場合は鍋の中で煮るだけなので、サンマに含まれるDHAとEPAをしっかりと摂取できます。
また、鉄分、ビタミンA、カルシウム、ビタミンDなども豊富に含まれているので、子宮内膜や妊娠後の胎児の発育にも、良い影響が期待できます。
生姜の栄養素
生姜の成分で注目したいのは、ジンゲロールとショウガオールの2つ。
ジンゲロールは毛細血管を開いて血流を良くするんですが、体の内部から外部に熱を逃がす働きが主なため、基本的には血流を良くして解熱作用、代謝を促進する効果があります。
それに対して、ショウガオールは、生姜を加熱することによって、ジンゲロールが変化した物質。
ショウガオールは、体の内部で、胃の粘膜に働きかけて熱を作り出す働きがあるので、低体温の人や冷えに悩む人にはとても有効な成分です。
サンマの生姜煮は、生姜をじっくり加熱しますから、ショウガオールもたっぷりになりますね。冷え性、低体温に悩む人には、とてもお勧めです。