ビタミンAとビタミンDは妊娠に必要だけど注意して!

ビタミンAとビタミンDについては、「摂取に注意して下さい」という情報の方が多い気がします。でも、実は、この2つは胎児の成長にとても大きな役割を負っていて、さらに、日本人女性の中で、不足している人がとても多いのも事実なんです。

《ビタミンAが多く含まれる食材》

 牛肉、豚肉、鶏レバー、アンコウ肝、ウナギ、銀たら、アナゴ、いくら、かぼちゃ、ホウレンソウ、春菊、小松菜、ニラ

《ビタミンDが多く含まれる食材》

 しらす、アンコウの肝、イワシ、いくら、サケ、きくらげ、干しシイタケなど

《ビタミンAとDが手軽に摂れるサプリメント》

ビタミンAは胎児の細胞・骨・神経の材料になる

0-12ビタミンAには、
  • 粘膜を健康に保つ
  • 視力を正常に保つ
  • 細胞の分化に関わる
  • 生殖能力の維持
  • 免疫力のアップ

などの働きがあると言われています。





ビタミンAは胎児の細胞分裂をサポートする

中でも、「細胞の分化に関わる」働きに関しては、妊活にとても関係してきます。

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受精卵は着床した後も活発に細胞分裂を繰り返しながら成長していきます。妊娠1~2か月のころは、特に活発に細胞分裂が繰り返されていて、この時期に胎児はどんどん成長していきます。

ビタミンAは、細胞・骨・神経の材料になるのですが、この時期にビタミンAが欠乏していると、胎児の発育不全につながってしまいます。

また、粘膜が弱くなって感染症にかかりやすくなるとも言われています。

他には、ビタミンAは子宮内膜の材料にもなります。受精卵が着床するための「フカフカのベッド」になる子宮内膜は、妊娠を継続させていくには不可欠ですね。

ビタミンAの過剰摂取にはどんなリスクがあるか?

一方で過剰摂取をすると、赤ちゃんに奇形が現れることがあると言われています。

基本的には、ビタミンAは普通の食事で摂取するのが良いです。もし、ビタミンAが不足していてサプリメントが欲しいと思った場合は、必ず医師に相談して下さい。

レチノールとβカロチン

ビタミンAは、2つの種類に分かれます。

レバーや鰻などの動物性由来の「レチノール」と、ホウレン草や人参などの植物性由来の「β(ベータ)カロテン」です。

レチノールの場合は、脂溶性なので過剰摂取に注意しないといけません。

一方で、β-カロテンは水溶性で身体に必要な分だけを体内でビタミンAに変換して取り入れます。
その為、身体に不要な分は排出されますので過剰摂取になる心配はありません。

ビタミンAの摂取を考えるならば、植物性由来の「β(ベータ)カロテン」を選択した方が安心ですね。

ビタミンDは胎児の骨を作る、でも不足している女性が大半!

ビタミンDは、骨の健康維持に役立つと言われています。

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これは、ビタミンDが小腸でのカルシウム吸収を促進したり、血液中のカルシウムを骨に運ぶ手伝いをするからなのですが、逆に、不足すると、骨がもろくなると言われています。

そのため、赤ちゃんの健康な骨を作るのには欠かせない栄養素ですし、不足をすると、早産・低出生体重のリスクが高くなるとも言われています。

また、ビタミンDは、免疫力をアップする働きもあります。インフルエンザ、高血圧、生活習慣病、アレルギー、アルツハイマーにも影響すると言われていて、最近は、特に注目が集まっているようです。

日本人女性は、ビタミンDの不足が問題に・・・

ビタミンDも摂りすぎると胎児に影響が出ると言われている栄養素のひとつです。ところが現状として、日本人女性の3人に2人はビタミンDが不足、4人に1人が欠乏という状態だと言われています。むしろ、不足が問題になっているというわけです。

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その理由は紫外線にあります。

ビタミンDは皮膚に当たる紫外線によって作られるんです。でも、女性は一般的に・・・シミを避けるために、紫外線をガードするために努力しますよね。

化粧品、日傘の使用、さらにインドアを好むライフスタイルなどもその一つですね。

結果として、日本人女性の大半が、ビタミンD不足に陥っているというわけです。

ビタミンDと多嚢胞性卵巣症候群

また、ビタミンD不足の問題は妊活中の女性にとって非常に重要なことの1つです。

ビタミンDが不足することによって、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になりやすくなるとも言われているからなんですね。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣状態や卵胞発育の問題などで排卵がされない状態になっている病態のことなので、不妊の可能性も高くなってしまいます。

この、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)についての論文や研究結果のなかで、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性はビタミンD濃度が低く、ビタミンDの補充により排卵率が上がったということもわかっています。

ビタミンDとAMH値

最近、注目されている不妊治療の1つにAMH値(アンチミューラリアンホルモン)検査があります。
これは自分の卵巣に、卵子があとどのくらい残っているかを知る為の検査で、不妊治療専門の病院やAMH外来などのある病院で受けることが出来ます。

体内のビタミンD濃度の高い方ほど、このAMH値(アンチミューラリアンホルモン)が高いんだそうです。

ビタミンDと精子

男性の場合も、ビタミンDは重要な栄養素になります。

なぜなら、ビタミンDの血中濃度が低すぎると精液所見が悪くなり、精子濃度や運動率、正常形態率など、精液異常が見られるという研究結果があるからです。

反対に、ビタミンD濃度の高い男性は、運動性のある精子の含有率が高いということもわかっているそうです。





ビタミンAやDを摂るサプリなら、天然由来の美的ヌーボがおすすめ

毎日の食事で摂るのは献立が大変

上に書いたように、ビタミンAとDについては摂りすぎのリスクがあります。ただ、いずれも、厚生労働省の定めた耐容上限を超えなければ問題はありません。

ビタミンEの耐容上限については、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」に詳しく書いてあります。

ただ、毎日の献立でビタミンAとDをの摂取を考えていくのは、結構骨が折れます。不足しがちだからと言って、レバーを食べ過ぎれば、過剰摂取になる危険性も出てきますね。

サプリメントを上手に活用して!

毎日の献立を考えるのが大変だったら、サプリメントを上手に活用しましょう。何から何まで、完璧にやろうと思ったら、疲れてしまいます。

ただし、ビタミンAとDはリスクのある栄養素なので、合成サプリは避けた方が無難ですね。天然由来の自然な成分を摂るのが一番です。



美的ヌーボプレミアム01そのため、サプリメントの中では美的ヌーボプレミアムがおすすめです。

美的ヌーボプレミアムは、天然由来のビタミンAとDが適度に摂取できる上、妊活中に摂っておきたい葉酸も摂取できますから、葉酸サプリの代金がかからなくてお得です。

美的ヌーボは、東尾理子が妊活で愛用していたことで有名なサプリメント。

美的ヌーボがリニューアルして、現在は「美的ヌーボプレミアム」になっています。

他にも、ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類や、鉄分・カルシウム・亜鉛などのミネラルを十分に含んでいるので、妊娠を支えてくれる栄養分がたっぷり摂れるサプリメントです。


よかったら次の記事も読んでみて下さい。美的ヌーボの体験レビューを、写真つきで詳しく書いています。

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