冷えを改善するには、ウォーキングが効果的
根本的に、冷えを解消するためには、どうしても「あること」が必要です。
それは「筋肉をつける」ということ。
体の熱は筋肉で作られるんですが、この筋肉の量が少なければ、体内で熱が作られません。
いくら表面から温めてもいずれ熱はなくなってしまいますよね。
一番大事なのは、「体の内部から熱を作り出せる体にする」こと。
そのためには、筋肉が不可欠なわけです。
妊活中の冷え取り、一番のおすすめはウォーキング
妊活では、激しい運動は必要ない
実は、運動とは言っても、特殊な運動はあまり必要ありません(ずっと激しいスポーツをしてきた人は別です)。
かえって大量の活性酸素が発生するので、激しい運動は妊活するには良くありません。
妊活中に激し運動が良くない理由については、「妊活中にやってはいけないこと」に書いてますので、良かったら読んで下さい。
妊活にはウォーキングがベスト
妊活中の運動は、基本的には、ウォーキングでOKですね。
ただし、1日20分~30分は歩いてください。
有酸素運動なので、そのくらいの時間数は必要になります。
ウォーキングは、朝の早い時間帯がベスト
また、低体温の人は、出来るだけ朝早い時間にした方が効果的なようです。
何故かと言うと、朝は一日のうちで、最も体温が低い時間だからです。
ここで、ウォーキングで体温を上げてしまうことで、血流をアップして1日を快適に過ごすことが目的ですね。
夜の入浴方法と合わせて(冷え取りの入浴法)、1日2回、体温を上げると、低体温の人には効果的なようです。
ウォーキングは第二の心臓を鍛えてくれる
血液が全身をめぐるには、重力に逆らわないとならない
心臓から出された血液は、体内を巡って再び心臓に戻ります。
ところが、心臓から出た血液が再び心臓に戻ってくるのは結構大変です。
地球には重力が働いているので、特に下半身に送られた血液が、再び心臓に戻るには、重力に逆らって戻らないとなりませんよね。
血液のめぐりには、ふくらはぎの筋肉が大切!
その時に、心臓に血液を送り返してくれるのが、ふくらはぎの筋肉になるんです。
それで、ふくらはぎ(の筋肉)は、第二の心臓と呼ばれることもあります。
ウォーキングによって、ふくらはぎの筋肉は鍛えられます。
つまり第二の心臓を鍛えるわけですから、血流が良くなって、体温が上がることにつながるわけですね。
ウォーキングが妊活中の冷え取りにオススメなもう一つの理由
筋肉がつけば、太りにくい体質になる
ウォーキングが妊活中の冷え取りにオススメなのには、もう一つ理由があります。
それは、ダイエットにつながるということ。
まず、筋肉がつくことで、基礎代謝がさかんになります。
基礎代謝というのは、運動などせず普通に生活しているだけで行われるカロリー消費のこと。
人間のカロリー消費の7割は基礎代謝によって行われます。
だから、基礎代謝が増えるということはダイエットにも直結しますね。
筋肉がついて、基礎代謝が増えれば、体が温まる
また、ウォーキングは有酸素運動なので、脂肪の燃焼に適しています。
この部分もダイエットにつながってくれます。
妊活中は、しっかりと栄養をとりながらダイエットをしないとならないので、食べて、運動して、基礎代謝を増やして・・・ということを行わないとなりません。
そういう意味でも、妊活中の冷え取りにはウォーキングは最適ですね。
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