妊活中にダイエットしたい時、大切な栄養はコレ!
ポイントになる栄養素:タンパク質 炭水化物
妊活中にダイエットをしていく場合は、実は、とても注意が必要です。その理由は、ダイエットで栄養不足になる可能性があるから。
栄養不足になると妊娠体質から遠ざかってしまうので、絶対に好ましくありません。妊活中のダイエットで大切なのは
「炭水化物を少なめに、タンパク質をしっかり摂取」
ということ。
脂肪を減らしても、筋肉を減らさないようにするのがベターです。
太っていても、栄養が足りてないことも!
太る原因は、甘いモノと炭水化物

太っているということは、無駄な脂肪がついているわけですが、その脂肪は、なぜつくのか?というと、
糖質の過剰摂取
が原因なんです。
では、なぜ糖質が増えてしまうのか?というと、その原因は、
- 甘いモノの食べ過ぎ
- 炭水化物の過剰摂取
であることがほとんどです。
糖質が血液の中に摂取されると、使われなくなった分は、中性脂肪として体内に蓄えられてしまいます。
しかも、人間の体は、必要なエネルギーを作り出すために代謝をする時には、糖質⇒脂肪の順に消費していきます。
ですから、糖質が体の中にたくさんあったら、いつまでの脂肪の燃焼が出来ず、痩せることは出来なくなってしまうんです。
ダイエットの前に、食生活を見直してみる
ダイエットをする前に、まずは、自分の食生活の見直しが大切です。
前に書いたように、太っている原因は、
- 甘いモノの食べ過ぎ
- 炭水化物の過剰摂取
の2点です。
ですから、以下のような食生活の見直しがまずは大切になります。
- 食後のスイーツや間食が多くないか?
- ジャンクフードやファストフードの食事が多くないか?
- パスタ、ご飯、パンなどの炭水化物中心の食事になっていないか?
妊娠力を上げながらダイエットするには、タンパク質が必要!
間違ったダイエットは妊娠力を落としてしまう
妊活中のダイエットで怖いのは、
体重を落とせば良い
って考えてしまうこと。
最も体重を落とせるダイエットは、タンパク質の摂取量を控えて、筋肉量を落としてしまうことです。
確かに筋肉量が少なくなれば、体重は減ります。でも、同時に妊娠力も落ちてしまうんです。
筋肉は妊娠力を上げるために必要

筋肉は、代謝をして熱を作りだす部分です。では、筋肉量が落ちて代謝が悪くなり、熱の発生が減ったらどうなるでしょうか?
まず、代謝が落ちることで、太りやすい体質になってしまいます。ダイエット後のリバウンドは怖いところですね。
また、代謝が落ちていますから、熱を作りにくくなっているので、冷えを助長する可能性もあります。冷えによって血流が悪くなれば、妊娠力に影響が出ます。
卵巣や子宮の環境は、血液によって酸素や栄養分が運ばれるから保てるわけで、それが出来なくなってしまったら・・・卵巣も子宮も状態が悪くなります。
食べ方を工夫して太りにくい体質へ
食べる順番を変える
実は、食べ方を変えることも、ダイエットの助けになります。
「炭水化物が消化されて出来た糖質」が吸収されてしまうために太ってしまうのですが、炭水化物が吸収されにくい食べ方があります。
野菜 ⇒ タンパク質 ⇒ 炭水化物
の順に食べるという方法です。
食物繊維を先に摂取することで糖質の吸収が抑えられ、肉や卵などのタンパク質を先に食べてしまうことで、炭水化物を食べる前に満腹感を持ってしまうことが出来ます。
そうすれば、炭水化物を控えることはハードルが下がると思うので、是非やってみることをお勧めします。
食後のウォーキング

食後のウォーキングも効果的です。
炭水化物を食べると、血液中の血糖値があがります。そうすると、体内ではインスリンというホルモンが分泌されて、細胞内に糖質を蓄える指示が出されます。
このタイミングで体を動かすことで、
インスリンの分泌を抑える=細胞内に糖質を蓄える働きを抑える
ことができるんです。
このウォーキングは食後30分以内に、約20~30分は行った方が良いそうです。
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