EDになる理由と妊活のための解消法

EDって言うのは、性欲があるのに勃起できないことで、「勃起障害」とか「勃起不全」なんて言われています。

EDの場合、不妊治療でのタイミング法・人工授精が難しくなるので、子供を授かりたい場合は体外受精になります。

一方、妊活がきっかけでEDになるケースも少なくないので、注意が必要です。

EDには「器質性ED」と「心因性ED」というのがあります。

「器質性ED」というのは、大脳が性的な興奮を覚えてから勃起するまでの体のメカニズムのどこかに、身体的な障害が発生しているケースです。

この場合は、医師の診察と治療を受けないといけません。

もう一つは「心因性ED」と言われるもので、メンタル面が原因になっている場合です。

EDの中では、実は先ほどの「器質性ED」よりも「心因性ED」の方がはるかに多いようですが、最近は、バイアグラなどのED治療薬が登場したので、改善する人も随分増えているようです。

男って言うのは、女性から見ると子供っぽかったり、見栄っ張りだったりするかもしれません。

セックスでもこの部分は色濃くありまして、セックスで「失敗する」ってことがものすごく心の負担になってくるんです。

例えば、疲れていたり、仕事で気がかりなことがあったりすると、どうしても勃起できないなんてことは普通にあります。

30歳も過ぎれば男性なら経験がある人は多いものですよ。

ただ、そういった失敗を笑って済ませられる人なら良いのですが・・・問題なのは、引きづってしまう男性も多いということです。

セックスがうまく出来なかった時、女性が、何気ない顔でやり過ごしてくれれば良いのですが、笑われたり、責められてたりすると、男にとっては確実にトラウマになりますね。

もう、その次からは、「また勃起できなかったらどうしよう？」ってセックスする前から、もちろんその瞬間にも考えてしまうわけです。

そうなると勃起など出来ないわけです。

不妊治療の最初のステップであるタイミング法を行う時、医師からは、排卵日を予測したうえで、セックスする日を指定されます。

カレンダーに○を付けておいてリマインド出来るようにしたり、妻から夫にメールや電話で連絡でリマインドの連絡を入れたりするようになります。

そうなると・・・セックスから快楽の要素がほとんどなくなり、「生殖のため」だけのセックスみたいになります。

もちろん、女性も同じ状況に置かれていますから、「甘えるんじゃないわよ！」って怒られてしまうかもしれません。

でも、男って、こういう部分では女性よりも弱いので・・・、こういったセックスに対する抵抗感が、男性をEDにしてしまうことがあるんです。
※タイミング法についてはこちら⇒タイミング法の進め方

このように、不妊治療が原因となるEDもあります。
不妊治療EDとかタイミング法EDとか言う呼ばれ方をすることが多いようです。

心因性のED、つまりメンタルが原因でEDになってしまった場合、バイアグラ・レビトラ・シアリスなどのED治療薬が効果的。
不妊治療専門医や泌尿器科で処方されます。

EDは性欲があっても勃起しないという症状。
そもそも、勃起という現象は、ペニスの海綿体に血液が流れ込むことで起こるのですが、ペニスに流れ込まないためにEDになってしまうんです。

バイアグラなどのED治療薬は、この「ペニスに血液が流れ込まない」状態から「ペニスに血液が流れ込む」状態にすることができるんです。

ですから、性欲さえあれば勃起できるようになるという、非常に画期的な医薬品なわけですね。

不妊治療専門医でEDの相談をすれば、ED治療薬を処方してもらえます。

また、ED治療薬は、泌尿器科でも処方してもらえます。

注意したいのは、絶対にネットで購入しないこと。

現在、インターネット上で、海外のED治療薬を購入できます。
法律によって、業者が輸入医薬品のネット販売をすることは出来ないのですが、我々は「個人輸入の代行」をネット業者に依頼するという形で海外のED治療薬の購入ができるんです。

でも、用法・用量の詳しい説明が無い上に、本当に有効成分が含まれているものなのか？危険な成分が含まれていないか？などの保証はどこにもありません。
ハッキリ言って危険です。

ED治療薬は、必ず医師に処方してもらうようにして下さい。

なお、男性用の妊活サプリを探している人は、次の記事を参考にしてください。

男性用妊活サプリの選び方