DHCなどの安いマカと、高いマカ、どっちが良い?
DHCや小林製薬、ディアナチュラなど、アマゾンで購入できるマカは安いです。しかも大手製薬会社や大手健康食品会社のものなので、安心できるのかな?って気もします。
でも、実際に購入して使うとなると、自分の場合は、ちょっと躊躇するところがありました。
この記事では安いマカを購入する時の注意点について書いていきたいと思います。
安いマカは妊活用のマカではないんです!
まず、知っておかないとならないのは、DHCのマカ、ディアナチュラのマカ、小林製薬のマカ、いずれも・・・
妊活用に作られたマカではない!
ってことなんです。
これは、この記事で以下に書いたことを調べるために、各メーカーに電話している時にわかったことです。
あんまり色々聞くので、メーカーさんのサポートの方から「どんな目的でお使いですか?」って聞かれたので、「妊活してまして・・・」って話すと、
「妊活用に作られているわけではないので・・・」
という趣旨の話が必ず出てきました。
妊活用のサプリの場合、天然成分を使用したり、少しでも安全・安心な原材料のために産地にこだわったり、生産工場をオープンにしたり・・・とコストがかなりかかります。
また、妊活に必要な、「マカ以外の成分」も入れたり、妊活専門スタッフによるサポート体制を整えたりと・・・ここもコストがかかりますよね。
DHC、ディアナチュラ、小林製薬などのマカについては、こういった部分にコストがかかっていないために、安価に提供できているのかもしれません。
(※けっして、これらのマカが安全ではないという意味ではありません。)
マカ濃縮エキス末とマカ原粉末の違い
安いマカの原材料名に「マカ濃縮エキス末」
まず、アマゾンなどで、ひと月分1,000~1,500円くらいで入手できる安価なマカと、ひと月分が3,000円を超えるマカでは、原材料の表記が異なってきます。
安価なマカの場合、原材料の表記が、大概は
マカ濃縮エキス末
って書いてあると思います。
マカ濃縮エキス末というのは、マカの成分を濃縮して加工したものですね。
※写真は、DHCのマカ パッケージ裏面です。
高いマカの原材料名に「マカ原粉末」
一方で、ひと月分が3,000円を超えてくるマカの場合、原材料の表記が
マカ原粉末
ってなっていると思います。
マカ原粉末というのは、マカを収穫した後、天日干しにしてから砕いて粉末にしたものです。
※写真は「ハグクミの恵み」のパッケージ裏面です。
では、マカ濃縮エキス末とマカ原粉末、どっちが良いのでしょうか?
DHC、小林製薬に「マカ濃縮エキス末」について聞いてみた
DHCや小林製薬など、マカ濃縮エキス末を使っているマカのメーカーに電話して聞いてみたところ、
「濃縮しているから、成分が原粉末の数倍になっている」
って言うことを強調していました。
それで、
「じゃあ、原粉末を使っているサプリだと、マカの量は不十分なのですか?」
って聞いたみたのですが、
「他社さんのことはわからない」
という答え。
まあ、それはそうかもしれませんが、正直、こちらとしては比較をしたいんですよね・・・。
ヤマノとホットストアに「マカ原粉末」について聞いてみた
そこで、今度は、ヤマノやホットストアのような、ひと月3,000円を超えるマカのメーカーに電話してみたのですが、
「マカ原粉末の方が、添加物などなくて安心です」
というのが、大体共通したアナウンスですね。
まあ、「原粉末」って言うくらいだから、それはそうなんだろうけど、濃縮エキス末との比較がどうにも出来ないので、「濃縮エキス末って、原粉末と比べてどうなんですか?」ってことを聞いてみました。
すると2つの点で濃縮エキス末のデメリットを話していました。それは、
- 濃縮過程で色々な成分が失われている可能性がある
- 濃縮エキス末の場合、メーカーによっては、特定の成分だけを濃縮している場合がある
ということです。
でも、いずれも可能性というレベルのようなので、結局は飲んでみないとわからない・・・ということになってしまいますね。
マカの価格は、産地の保証?
ただ、調べていくうちに、高いマカには、ある共通点があるように思えました。
それは、
産地にこだわっている
ということです。
国産のマカについて
まず、国産のマカ(日本で栽培されたマカ)を使っているものは間違いなく高額です。
これは、明確なデータとして、国産のマカの方がペルー産のマカよりも栄養価が高いことがわかっているので、その分違うのかな?って思えます。
※国産マカとペルー産マカの比較については「国産マカの成分」を読んで下さい。
ペルー産のマカについて
次に、ペルー産のマカについてなんですが、実は、これ、生産地が色々あるようなんですね。
一番上質なマカが採れる条件の中でも、
- 海抜4000m以上の高原で栽培されている
- 農薬・化学肥料を使用していない
といった部分は大切なようですね。
そして、「ここまで管理・保証されたマカを使っています!」っていうのが、ひと月あたりのコストが高いマカの特徴になっています。
価格が高いマカほど、サポートが丁寧
実は、電話取材をしていると、つくづく実感することがあって、それは・・・
アマゾンで安価で売っているDHCや小林製薬のサポートに電話をした後に、高額マカを売っているホットストアやヤマノ、Univertex、Hide&Seekなどに電話すると
心が安らぐし、何でも相談できる
ってことです。
大手メーカーの電話対応はあまり印象が良くない
大手の会社をすべて否定するわけではないのですが・・・DHCにしても小林製薬、ディアナチュラにしても、マカの専門メーカーではないし、妊活専門のメーカーでもなからなのか、
ユーザーに寄り添ってくれる姿勢が無い
んですよね。
細かいこと聞くと、面倒くさそうにされるし・・・。
高いマカを売っているメーカーの方が、電話サポートが親切
それに対して、ホットストアやヤマノ、Univertex、Hide&Seekなどのメーカーは、長時間の質問でもしっかりと答えて、必要があれば、調べてから折り返し連絡をくれます。
このあたりの「妊活中の心のケア」といったところまで考えてくれているサポートというのは、本当にありがたいです。
そんなわけで、私は安価なマカをお勧めしません
こういったことを踏まえて、私は安価なマカをお勧めしません。
理由としては3つあって、
- マカ抽出エキス末の内容がよくわからなし、説明してもらえない
- 産地がちゃんとしているのか、マカの品質が良いのか?といった保証が無い
- 電話サポートが「妊活」のケアを念頭に置いていない
といったところです。
多少高額になっても、未来の赤ちゃんのために飲むものです。
少しでも安全なものを、気持ち良く飲み続けたいので、私はこんな風に考えています。