鹿児島県の不妊治療助成金制度について

鹿児島県の不妊治療助成金について紹介したいと思います。

不妊治療助成金には、

• 国が定めて県が実施している特定不妊治療費助成事業
• 市町村独自に実施している不妊治療助成金制度

の２つがあります。

以下、この２つについて、それぞれ分けて説明をしていきます。

最初に書いたように、市町村によっては、独自の「不妊治療に対する助成金制度」を設けているところがあります。
これは、市町村が独自に判断・制定するので、都道府県によっては実施している市町村の数にはバラつきがあります。

鹿児島県は、不妊治療に対する助成金制度を実施している市町村の数は平均的ですね。
全43市町村の内、29市町村で、独自の助成金制度を設けています。
（うち、旅費・交通費のみの助成制度を実施している市町村は12市町村）

また、離島の市町村では、特定不妊治療に伴ってかかる宿泊費・交通費を助成しているところもあります。
特定不妊治療では、通院のために何回も島外に出ないとならないですから、そういった現状を、しっかりと考えて作られた制度ですね。

全ての離島で、100%適用されているかどうか分からないのですが、おおむね、次のような制度になっているようです。

• 対象となる治療：鹿児島県の助成を受けた特定不妊治療
• 助成内容　　　：宿泊費と交通費
• 助成金の詳細　：1回の治療（採卵から妊娠まで、または治療中止まで）につき、夫婦で9回往復（鹿児島本土までの飛行機又は船）の旅費と、上限5000円の15泊分の宿泊費の約3分の2を助成

以下、鹿児島県の市町村が独自に実施している、不妊治療費に対する助成制度の一覧を掲載します。
各自治体のホームページ上で確認ができなかったものについては、記載していません。

また、データは平成26年に初めて助成金申請をする場合のデータです。

現在制度の移行期間で、年齢などによって制度運用が少し複雑になっています。
助成金の利用を検討する時には、必ず各自治体に、直接問い合わせてくださいね。