【妊活体験記】卵巣過剰刺激症候群になって体外受精中止 by絵里
ハンドルネーム:絵里
39歳 会社員
結婚2年 夫:会社員
私達夫婦は不妊治療を始めるのに病院選びにかなりこだわりました。
年齢的な事もあるし、仕事をしながら妊活する事の大変さも事前情報で知っていたので慎重だったと思います。
ネットで色々調べたり、人から聞いたりして有名な病院は全てチェックしました。
そして、診察の申し込み前に夫婦で3時間以上もあるガイダンスを受けなければいけないという方針の不妊症専門病院に決めました。
いざ、妊活スタート
不妊治療をする病院を決めた私達は1ケ月後のガイダンスをドキドキしながら待ちました。
当日、病院へ行くと20組以上のご夫婦がガイダンスを受けに来ていて私は自分と同じ位の年齢の人が居ないか探してしまいました。
ガイダンスでは「治療方針」「検査項目」「不妊症の定義」「卵子の質」など先生からの説明があり、皆真剣にメモを取りながら聞いていました。
そのなかでもやはりショックだったのが高齢になれば卵子の質が落ちるというお話でした。
「良い卵を持ってる人は妊娠する」「悪い卵しかない人は妊娠しない」とショッキングな事をおっしゃっていて私はダメなのかもしれないと絶望的な気持になりました。
体外受精 チャンスは2回
ガイダンスでは年齢的に最初から体外受精・チャレンジは2回まで、というお話しもあったので夫とどうするか帰りに話し合いました。
正直最初から体外受精になると思っていなかった私は体外受精に掛かる費用の事や赤ちゃんが出来ないかもしれないという不安でどうしたらいいのかわからなくなってしまったのが本音でした。
きっと夫も同じ気持ちだったと思います。
でも、お互いにその事は口に出さず「きっと出来るよ!頑張ろう!」と翌日治療の申し込みをしました。
検査終了 IVF(体外受精)へむけての準備
血液検査や子宮鏡検査、精液検査など終えてついにIVF(体外受精)への準備が始まる事になりました。
夫はお酒を飲むのをやめて食事にも気を遣い身体を整えてくれ、私は誘発剤の注射と卵胞チェックの為、毎日病院に行かないといけないので有休をとるなどして治療への準備をすすめていきました。
そしてついに生理がきてクロミッドを飲み始めました。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になってしまう
治療もすすみ、そろそろ採卵になるかもという時に診察で卵巣の腫れがわかり今回は中止にしましょうと言われました。
副作用でOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になったようでした。
私達は一気に拍子抜けしてしまい先生の説明も頭に入らない状態でした。
結局、次回にむけて身体の調子を整えるということになったのですが、排卵誘発剤を使用したのでしばらくは再治療まで時間を置きますと言われてしまいました。
早く治療に取り掛かりたい気持ちもあるのですが、ネットなどでみると重度のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)なると今回のような治療はもう出来ないと書いてあるサイトもあって私は怖くなってしまいました。
先生には検査結果は1年有効だから、気持ちが落ち着いたらまた来てくださいと言われましたがどうしたらいいのか悩んでいます。