卵子の老化について 〜はぐくみプラス お客様相談室コラム(2)
こんにちは。
はぐくみプラスお客様相談室の加本です。
世の中に当たり前のように浸透している『年齢を重ねると妊娠しにくくなる』という考え。
そもそものところ、なぜ妊娠しにくくなるのでしょうか?
妊娠の要は、卵子にあると言っても過言ではありません。
その卵子の質が年齢と共に低下することが、妊娠しにくくなる原因と言われています。
つまり、年齢を重ねれば、さまざまな臓器にも起こる老化が卵巣にも起こりうるのです。
卵子の老化がもたらすリスクについて
卵子の老化は、卵子自体のエネルギーを低下させたり、遺伝子情報にダメージを与えたりします。
近年では、流産や障がいリスク、子どもが成人病にかかるリスクを上げるなど、健康状態にも影響を与えると言われています。
もちろん個人差はあります。
ただ、年齢を重ねるにしたがって上記の影響が起こるリスクが高くなることは、間違いない事実です。
卵子の老化に気づくのは、30〜40代になってから?
ただ、上記のような事実が判明にしているにも関わらず、
卵子の老化が不妊の大きな要因になっているということは、まだまだ社会的に広まっていません。
実際に30~40代になってから、この問題に直面している人はとても多く、
はぐくみの恵みをお飲みになっているお客様でもこんなお声を多くいただきます。
『いざ不妊治療をしよう!とクリニックを訪れると
「すでに卵子が老化していて、治療しても難しい。」
と言われました。病院に行けばすぐに妊娠できると思っていました。』
卵子は生まれた時が1番多く、
だんだんと自然に減少していきます。
思春期頃には、約50~70万個になっているとされる細胞も、
1ヵ月に1000個のスピードで減少しています。
だからこそ、私たちは
『早めの妊活をおススメしたいです』
早めの妊活は難しいという現実も
そうはいっても、女性の社会進出が進んでいる現代社会で、
早めの妊活はなかなか難しいもの…
働く女性たちは、なかなか妊娠・出産に理解が得られないと考えています。
妊娠適齢期とぴったり重なっている社会人としての成長期。
きっと本気で働いているからこそ、分かっているけれど目をそむけたくなる事実だと思います。
ただ、妊娠したいと思ったときに後悔はしてほしくないです。
「知っていれば…」そんなお声が1人でも減って、苦しむ女性が少しでも少なくなればと思います。
仕事が忙しくても、できることから一歩一歩前へ・・・
生活を一変しなくても大丈夫です。
できることから一歩一歩前に進んでいければ大丈夫です。
例えば、働きながらでも、何もしないよりは、規則正しい生活、バランスの良い食事、過度なストレスはためないなどにハグクミの恵みをプラスしていただければ、きっと効果はあります。
「今すぐとは言わないけれど、将来的には子供が欲しいな」
と考えている人もきっといらっしゃいます。
後悔しないように、出産を望んでいるのであれば、
パートナーとゆっくり今後の未来計画について話し合ってみてくださいね。