相良観音 〜熊本県の子宝スポット〜
相良観音 熊本県 の基本データ
- アクセス
- 車の場合 あんずの丘から 約15分
- 駐車場 有
- 参拝料 無料
- 子授けの祈祷料 3000円
- 子宝のお守り あり
- 開門時間 不明
- 電話番号 0968-48-9144(山鹿市菊鹿総合支所)
- 住所 熊本県山鹿市菊鹿町相良370
- 近隣の観光 赤穂義士遺髪塔 寿楽園
- 近隣の温泉 山鹿温泉
相良観音の子宝の由来
相良(あいら)観音の子宝の由来のお話は、第61代朱雀(すざく)天皇の頃にまで遡ります。
当時、朱雀天皇の皇后さまは子宝に恵まれておりませんでした。
そこで皇室の勅使(天皇が派遣する使者)が相良寺に来山し、7日間本堂で祈願をしました。
すると、無事に第62第村上天皇を授かられました。
この話に由来し、相良観音のある相良寺は子授けの寺として全国的に有名になったのです。
こうして現在でも多くの人が参拝に訪れます。
相良観音の特徴
相良観音は木彫坐象としては国内最大の千手観音です。
現在の観音は室町時代の後期に再興されたもので山鹿市指定文化財となっています。
特別天然記念物アイラトビカズラ
アイラトビカズラとは相良観音・相良寺のある相良で見られるつる性の植物です。
昭和27年に国の特別天然記念物に指定されており、樹齢は推定1000年と言われています。
かつてのアイラトビカズラは近くにある松等に巻き付きそれらを巻き倒していったそうです。
しかし、現在は整備され、アイラトビカズラは棚に這わせてあります。
また、5月の上旬には房状の大きな花を咲かせます。
アイラトビカズラのアイラは[相良]観音に由来しており、
源平の戦いの際、焼打ちにされた寺の本尊の千手観音様がアイラトビカズラに乗り移って難を逃れたといった伝説も残っています。
相良観音のある相良寺にお越しの際は是非、縁のあるアイラトビカズラも訪れてみてはいかかでしょうか。