泡瀬ビジュル 〜沖縄の子宝神社〜
泡瀬ビジュルの基本データ
- アクセス
- バスでの場合:バス停 普天間から約1分
- 車の場合:国道330号線を利用して約50分
- 駐車場 無し
- 参拝料 不明
- 子授けの祈祷料 不明
- 開門時間 不明
- 子宝のお守り ねずみをあしらった革製の可愛い御守があります。
- 電話番号 098‐939‐4501
- 住所 沖縄県沖縄市泡瀬2‐1
- 近隣の観光 東南植物楽園
- 近隣の温泉 中乃湯
ビジュルと子宝の由来
ビジュルとは石のことです。
ビジュルは沖縄で信仰の対象とされる霊石で、その多くは人の形をしています。
主に、子授け・豊作・豊漁等の祈願が行われています。
ビジュルという名前は十六羅漢の一人賓頭盧(びんずる)がなまったものとされています。
(十六羅漢とはお釈迦様の弟子の中でも優れた16人のこと。
羅漢は仏教において、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことを意味します。)
泡瀬のビジュルはその石の形により子宝・子授けに効果があるとされ、今では遠方からも多くの人が訪れるそうです。
泡瀬ビジュルには子授けを願う多くの参拝者が訪れる
18世紀後半頃、漁猟に出た義正という人が海面に浮かぶ霊石を発見しました。
この石を義正は持ち帰り、神として石祠へ安置しました。
こうして信仰したのが泡瀬ビジュル信仰の始まりとされています。
この泡瀬のビジュルは普段、社殿の奥深くに祀られているそうです。
旧暦の9月9日にはビジュル参りの重要なお祭りがあり、子授け・子安等の祈願に多くの参詣者が訪れています。
泡瀬ビジュルを訪れてみると
泡瀬ビジュルの参道前には「奉納 泡瀬ビジュル」と書かれた紫色の印象的な旗があり、その参道を歩いていくと2つの鳥居があります。
1つ目の鳥居の近くには、泡瀬ビジュルの由来が説明されている石碑や絵馬・結ばれたおみくじ等があります。
2つ目の鳥居にもしめなわがあり、その奥には祠があって、とても小さいです。