金剛三昧院 〜和歌山県の子宝スポット〜
金剛三昧院の基本データ
- アクセス
- 電車の場合 南海電鉄極楽橋駅からケーブルカーで高野山駅降車。山内路線バス(南海りんかんバス)にて、千手院橋(せんじゅいんばし)で降車した後、徒歩約10分程で到着。
- 車の場合 国道25号線(名阪国道)経由し郡山I.C.より国道24号を越え紀の川を渡り、山麓の九度山町より高野山道路(国道370号、国道480号)を経由。
- 電車の場合 南海電鉄極楽橋駅からケーブルカーで高野山駅降車。山内路線バス(南海りんかんバス)にて、千手院橋(せんじゅいんばし)で降車した後、徒歩約10分程で到着。
- 駐車場 あり(表門近くに約10台分 それ以外に30台ほど停められる大駐車場あり)
- 参拝料 300円(3月1日~11月30日の間のみ徴収)
- 子授けの祈祷料 3,000円~
- 子宝のお守り 不明
- 開門時間 午前7時~午後5時(季節、時期によって変更の場合があり。)
- 電話番号 0736-56-3838
- 住所 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野山425番地
- 近隣の観光 高野山金剛峰寺、一乗院
- 近隣の温泉 紀伊見温泉
子宝の由来・特色
平成16(2004)年7月1日、「紀伊山地の霊場と参詣道」という名前で世界遺産に登録された高野山の一帯にあるのが金剛三昧院(こんごうざんまいいん)です。
この金剛三昧院は高野山の中でも主に歴史的建立物としての価値が高い6ヶ所として金剛峰寺などと共に登録されています。
金剛三昧院には愛を司る愛染明王が祭られ、子宝成就、家庭円満、恋愛成就などの様々な縁を結んでくれるということで有名です。
金剛三昧院の特色
この金剛三昧院は、建暦元年(西暦1211年)、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝公の菩提を弔うために、その妻で尼将軍としても名高い、鎌倉二位禅尼・北条政子が創建しました。
そんな金剛三昧院は、源家の他、北条・足利・安達等の有力な武家の帰依が篤(あつ)く、各氏の菩提寺となり事実上高野山内の寺院を統轄する有力な寺院に発展したそうです。
寺領も山内寺院中最も多く、また皇族や公家、武将などの参拝も多かっため、高野山内随一の格式であるとされています。
金剛三昧院の行事
金剛三昧院では施餓鬼(せがき)という行事と星供養(ほしくよう)という行事を行います。
施餓鬼とは、お盆によく行われる仏教行事です。
餓鬼という常に飢えに苦しんだ状態の亡者に飲食物を施したり法要を読む事で徳を積み、健康や長寿を得るという行事だそうです。
星供養は自分の生年月日からその年の吉凶や星周りを受けます。
そして、その星の運勢が悪い場合には星にお祈りをし、大難を小難に変えて悪事を避けます。
このように、その年の運勢をより良いものに変えるのが星供養です。
2月3日の節分の日に護摩供養を修法するそうですよ。
興味がある方は金剛三昧院に行ってみてくださいね。