金倉寺 〜香川県の子宝寺〜

金倉寺の基本データ

  • アクセス
    • 電車の場合   [JR土讃線金蔵寺駅]から徒歩約8分
    • 車の場合    [高松自動車道 善通寺I.C.]から3分
  • 駐車場      あり(普通車200円、午後5時で閉門)
  • 参拝料      なし
  • 子授けの祈祷料  5000円より
  • 子宝のお守り   1200円より
  • 開門時間     AM7:00~PM5:00
  • 電話番号     0877-62-0845
  • 住所       〒765-0031  香川県善通寺市金蔵寺町1160
  • 近隣の観光    金刀比羅宮、熊岡菓子店
  • 近隣の温泉   ことひら温泉琴参閣、天然いやだに温泉大師の湯「ふれあいパークみの」

子宝の由来・特色

金倉寺にいる訶利帝母(かりていも)は、鬼子母神(きしもじん)さまとも呼ばれ、子授けや安産、また子供や女性の守り神さまとして古くから信仰されてきました。
地元の人たちにはおかるてんさんの愛称で親しまれています。

おかるてんさんは元は人の子供を食べてしまう悪い鬼でした。
しかし、その話を聞いたお釈迦さまがおかるてんさんをこらしめるために、彼女の子供をさらってしまいます。

子供を失った母親の苦しみを嫌というほど味わったおかるてんさんの姿を見て、お釈迦さまは末っ子をおかるてんさんの元に返してあげました。

その時にお釈迦さまと交わした約束が、「子供を望む人には授け、苦しんでいる人々を救う」というものでした。
こうしておかるてんさんは子供や女性の守り神になったのです。





金倉寺の特色

円珍(智証大師)の生誕地として有名です。

境内で遊ばれていた智証大師の前に突如おかるてんさんが現れ、「私はあなたの仏道修行を守護しましょう」とおっしゃいました。
その御影を刻んで訶利帝堂にお祀りしたのが金倉寺の始まりです。

またこのおかるてんさん出現の話は日本最古の記録であるため、金倉寺のおかるてんさんは「日本最初出現訶利帝母」ともいわれています。

四国88ヶ所霊場の一つ

お四国さんの愛称で有名な四国88ヶ所霊場
金倉寺は、その第76番札所として、毎日多くのお遍路さんをお迎えしています。

22歳から78歳までの56年の間に279度の四国遍路を満行した四国遍路の大先達である、中務茂兵衞もこの地を訪れています。

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