岩船山高勝寺 ~栃木県の子宝スポット~
岩船山高勝寺(イワフネサン コウショウジ)の基本データ
- アクセス ※山を徒歩で登るので歩きやすい靴で。
- 電車の場合 JR両毛線岩舟駅下車 駅正面当山山門より 徒歩15分
- 車の場合 東北自動車道佐野ICまたは藤岡ICより 10分
- 参拝料 無料
- 子授けの祈祷料 8000円くらい(御守、御札、お茶碗付き)
- 電話番号 0282-55-2014
- 住所 〒329-4307 栃木県栃木市静3
- 近隣の観光 蔵の街 とちぎ花センター
- 近隣の温泉 日光温泉
子宝の由来・特色
岩船山は霊魂(レイコン)の集まる霊山であり、岩船地蔵は古来より「生身の地蔵」と呼ばれ子授け・安産・子育の地蔵として祀られてきました。
徳川三代将軍の側室が江戸城入りする際、岩船から地蔵を迎えて祀り、そのご利益によって徳川四代将軍も生まれました。
このご利益にあやかる為、現在も子に恵まれない夫婦がたくさん祈願に訪れます。
神社の特徴・特色
奈良時代末頃、生きている地蔵を拝みたがっている僧がいました。
ある日、彼は夢の中で旅に出るよう言う仏様の声を聞き、旅に出ました。
そして、ようやく目的地である岩船についたものの頃は日も落ちていて、見知らぬ僧を泊めてくれる家は中々見つからなかったのです。
唯一泊めてくれた草庵(ソウアン:草ぶきの小さな家)の主は伊賀坊(イガボウ)といいました。
そんな夜、主の所には絶え間なく村人がやってきて手伝いを頼んでいきました。
夜が明けると、主は1つ1つ快く承知しどの手伝いもこなしたのです。
次の朝、主と共に例の地蔵を拝むことができ、僧は帰国しました。
翌年、再び僧が岩船を訪れると草庵は無く、村人も主を知らないと言います。
そんな中、不思議に思いつつ山腹の地蔵を見るとその顔が主と同じであることに気付きました。
僧は主が地蔵であることを悟り、その地蔵を本尊として堂を建て生済(セイサイ:生命を救うこと)につとめました。
今の奥の院船形の岩が地蔵出現の地なのです。
岩船山の四季
岩船山高勝寺のHPには「山内の四季」というページがあり、春の桜、秋の紅葉の写真が掲載されています。
とても綺麗ですので、是非実際に足を運んでみてください。
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