「腎」を鍛えて妊活!薬膳を取り入れて妊娠力をアップしよう

妊活で大切なのは、妊娠するために自分の体質を変えること。もし、妊娠しにくい体質なら、中医学でいうところの「腎」が弱くなっている可能性があります。

中医学では「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の5つに分類され、その中の腎が妊娠や出産をつかさどる部分。薬膳鍋でブームが来ている薬膳を食生活に取り入れることで、妊娠しやすい体質に導いてくれます。

簡単チェックをして自分の腎力を確認。妊娠中も取り入れられる腎の考え方を身につけて食生活をプチ改善してみませんか?食事自体はコンビニエンスストアやスーパーなどで調達できるものばかり。プチ改善で妊娠力をアップさせましょう。

「腎」を簡単チェック!あなたは妊娠しやすい体質!?

まず、腎の力がどのくらいあるのかを簡単チェックしてみましょう。

  • 虚弱体質
  • 白髪が多い(若いのに白髪がある)
  • 骨が弱い
  • 冷えが気になる
  • 下半身がむくむ
  • 歯が弱い
  • 膀胱炎になったことがある
  • トイレの頻度が多い
  • 夜にトイレに行く
  • 腰が痛い
  • 生理が不順

チェック項目にあてはまるほど、腎力が低下していて、お疲れ気味。常に無理をしている人がチェック項目に当てはまりやすいです。

腎とは何?薬膳とは何?

腎とは、中医学での5分類の1つ。「肝」「心」「脾」「肺」「腎」に分けられていて、人間の中心がこの5つから成り立っています。男性、女性ともに生殖活動は「腎」を鍛えるべきと言われていて、世間で流行している薬膳は食事で体を整える方法です。妊娠したい時に、食生活を見直すのはとてもいいこと。妊娠力をアップさせるのにも、薬膳料理を取り入れてみましょう。

でも、難しいことはなし。取り入れられる範囲で取り入れていけばOKです。

腎を鍛える食材①:黒いもの

腎に効果的な食材として、黒い色の食材がいいと言われています。

  • 黒豆
  • 海藻(のり、ひじき、もずく)
  • きくらげ
  • レーズン
  • 黒ごま

黒い色の食材は比較的食事に取り入れやすいです。お惣菜で購入できるものばかりで、コンビニエンスストアでも売っていたります。黒豆、ひじきやもずくなど、いつもの食事に1品足してみてください。ごはんに味付けのり、佃煮の海苔を加えてみてもいいです。

腎を鍛える食材②:血を増やす食材

中医学では、腎を鍛える食材として「血を増やす」ことと「血をめぐらす」ことに注目しています。

血を増やす食材は、

  • にんじん
  • ほうれん草
  • かつお、まぐろ

が代表的。

女性は、生理が1ヶ月に1度来るので、どうしても血が足りない状態になってしまいます。イライラ防止のためにも周期的に血を増やす食材で補うようにします。腎が弱い人で冷え性の人が多いですが、冷えることで余計に血のめぐりが悪くなります。体を温めて、血を増やす食材を食べてください。

腎を鍛える食材③:血をめぐらす食材

血を増やす食材を食べたら、次は血をめぐらす食材も補給して。

  • 青魚
  • チンゲンサイ
  • たまねぎ
  • らっきょう

少しクセのある食材が多いですが、たまねぎなどは牛丼やカレーなどに入れて甘くして食べればOK。できるだけ工夫して食生活に取り入れるようにします。

腎を鍛える食材④:腎に効果があるといわれる食材

腎に直接作用する食材もあります。

  • レバー
  • マトン(羊の肉)
  • うなぎ
  • えび
  • 牡蠣
  • ほたて
  • くるみ
  • クコ

薬膳鍋によく使われる海産物、サムゲタンに使われる栗やクコの実も腎に効果的な食材です。ほか、すっぽんも腎にいいと言われています。レバーやマトンは女性の鉄不足を補うのにもいいと言われています。

薬膳でのN.G.食材!知らない間に食べてない?

薬膳で腎に効果がないN.G.食材もあります。野菜もあり、身体を冷やすと言われているので、冬はあまり食べない方がいいのだとか。あくまでも薬膳での考え方ですが、知らない間に食べていたら違うものを食べるのがいいのかも……。

  • トマト
  • きゅうり
  • レタス
  • マンゴー
  • パイナップル
  • バナナ

トマト、きゅうり、レタスのような夏野菜は身体を冷やしてしまいます。夏に食べるならいいのですが、冬に食べることで冷えにつながり冷え性につながります。中医学では、秋から冬に取れる大根、れんこん、ごぼうも薬膳では身体を冷やすと言われています。

しかし、大丈夫。

野菜を食べる時には食材に火を加えて食べることを推奨しています。トマトならパスタにするなど工夫をしましょう。大根やれんこんも豚汁などでスープにして食べることで身体もあたたまります。

妊活をしている人は、野菜はサラダよりも薬膳鍋のようにして暖かい状態で食べましょう。冷える野菜サラダを食べてもいいのですが、夜に食べることで身体が冷えるためお昼に食べることをおすすめしています。

薬膳は簡単にできる!妊活の第一歩!

妊活をする時に食生活を整えることはとても大切。妊娠したいと思った時はもちろん、妊娠中にも薬膳鍋を食べることで身体を温めて、冷えを改善することができます。薬膳は特別な食材が必要だと思っている人も、コンビニで黒豆やもずく酢を買ったりレーズンをおやつにするといったちょとしたことで腎強化メニューを取り入れられます。

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