不妊で悩んだ芸能人「丸岡いずみ・有村昆夫婦」の妊活は?出産したのは代理母
妊活をした芸能人は多くいます。フリーアナウンサーの丸岡いずみ、映画評論家の有村昆夫婦は、代理母出産で第一子を2018年に授かっています。妊活としてどういった方法を取ったのでしょうか。
不妊で悩むのは、一般人でも芸能人でも一緒。不育症で悩んだと言われる丸岡いずみ、有村昆夫婦は代理母出産を選びました。
この代理母出産、サロゲートマザーとホストマザーの2つの方法があります。2人はどちらの方法を取ったのでしょうか。また、代理母出産にはまだ問題があります。
妊活を乗り越えての出産をまとめました。
妊活した丸岡いずみさんの代理母を選んだ出産例
丸岡いずみさんは、フリーアナウンサー。第一子の出産は、ロシアで代理母を選んでの出産。
不妊治療でも、代理母出産は高額になりがちでしたが、不育症に悩んでいたと言われています。
代理母出産にも、代理母に夫の精子を入れる方法と、夫婦の受精卵を代理母の子宮に入れる方法があり、丸岡夫婦は後者の方法を選びました。
フリーアナウンサーの丸岡いずみさんは、元放送局アナウンサー。
読売テレビで放送されている『情報ライブ ミヤネ屋』では、ニュースコーナーに登場し、宮根誠司さんから「奇跡の38歳」と呼ばれていました。38歳時点では未婚で、映画評論家の有村昆さんと結婚したのは2012年。年齢は41歳のことでした。35歳以上が高齢出産と言われるので、結婚してすぐ妊娠しても高齢出産です。
有村昆さんも当時36歳でした。
妊活での代理母の選択肢
丸岡いずみさんは、第一子を授かる前に2度の流産を経験したそう。その時に不育症の可能性が高いと言われたため、代理母出産を選びました。代理母出産にも、サロゲートマザー、ホストマザーの2つがあり、丸岡いずみさんの場合はホストマザーだったようです。
サロゲートマザー……夫の精子から第三者の子宮に人工授精で妊娠させ、第三者が妻のかわりに妊娠、出産します。
ホストマザー……妻の卵子を体外受精の採卵技術で妻の対外に取り出して、夫の精子と受精させて第三者の子宮に移植し、妻のかわりに妊娠、出産します。
代理母出産とは?問題点は?
日本では代理母出産が禁止されています。日本では代理出産は認められていないため、代理母出産をするなら海外で依頼する必要があります。渡航費、滞在費がかかるため、金額が用意できる人に限られます。
また、代理母になるには1人の健康的な赤ちゃんを出産した経験がある条件が必要です。しかし、依頼したからといって赤ちゃんが絶対に誕生するとは限りません。
代理母出産の値段は、国によって違います。アメリカでは1000万円から、ロシアやウクライナでは500万~1000万円と言われています。丸岡いずみさん、有村昆さん夫婦の代理母出産も1000万円ほどかかったと週刊誌で書かれています。
代理母出産を全体的・部分的に許可している国
- イギリス
- アメリカの一部
- オランダ
- ベルギー
- カナダ
- ハンガリー
- フィンランド
- オーストラリアの一部
- イスラエル
- デンマーク
- ギリシャ
- ルクセンブルグ
- ロシア など
子宮などの病気で自分自身で妊娠や出産ができない時には、医療技術を使って出産して赤ちゃんを引き取る代理母出産を選ぶものの、許可している国で、お金をかけて出産する必要があります。
妊娠しても赤ちゃんが育たないのは「不育症」の可能性が高い?
妊活していて、超初期流産を繰り返す人は少なくありません。超初期の流産は自然妊娠を望んでいると気づかないこともありますが、妊活をしていると生理予定日には妊娠兆候があるのに、何日か後には生理が来てしまい、落ち込む人も多いです。
妊娠しても赤ちゃんが育たない人のことを不育症といいます。不育症には、超初期の流産のほか、妊娠はできるのに袋だけで心臓がつくられないなどの初期流産も含まれます。丸岡いずみさんも不育症に悩み、2度の流産を繰り返しています。
不育症とは何?理由は?
妊娠はするものの、流産や死産を繰り返してしまう症状。自然流産は妊娠の約15%なので、1度流産したからといって不育症ではありません。原因は、卵子の老化で染色体異常の場合。流産の約80%は染色体異常が理由で、年齢が上がるとともに増えていきます。治療では防ぐことができない流産なので、子供が欲しくて妊活していても妊娠できません。
不育症の場合、検査があります。検査でリスク因子が出ない場合は治療を行わなくても次回の妊娠ができます。
ただ
- 抗リン脂質抗体症候群……子宮の形の以上、血栓症のリスクが高い
- プロテインS欠乏症
- 第XII因子欠乏症
- 抗PE抗体陽性
は治療が必要になったり、赤ちゃんをあきらめなくてはいけないケースになります。
赤ちゃんの袋が見えた後に流産するとなると、明らかな不育症です。不妊症、不育症のどちらも併発している人もいます。不育症の約2、3割が不妊症でした。
切実に欲しいと思った赤ちゃん
出産後、週刊誌で結婚から赤ちゃんに会うまでの5年半を語っています。結婚後、不妊治療を考えていた中での自然妊娠発覚。しかし流産……。その後、体外受精をしての妊娠。その後、2度目の流産……。流産を繰り返すことでショックも大きく、震災うつのような症状がふたたび襲ってきたための代理母選択でした。