妊活サプリの「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」とは?飲んでみた体験談
私自身の妊活体験談です。市販のサプリのほか漢方薬を飲んだこともありました。
知り合いの妊活していた女性によると「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がいいらしいよ!」とのことで、ドラッグストアやネットストアでも買える市販の漢方薬を飲んでみました。ただ、漢方薬は体質に合わせて飲み比べることが必要で、全ての人にこの漢方薬が効果的なわけではありませんでした。
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」の漢方薬の効果・効能とは?合う人はどういった人?詳しく調べてみました。
妊活サプリ・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)とは?
妊活サプリも自分に合う商品を飲むことで、妊娠しやすい体質に導くことができます。
当帰芍薬散とは……
トウキと呼ばれる粉末が入っている漢方薬。中国の医学書「金匱要略(キンキヨウリャク)」には、婦人妊娠病や婦人病に効果のある薬と記されています。
妊活サプリとして「当帰芍薬散」が合う人は?
漢方薬では、体質に合わせて薬を処方します。体質に合う人はいいですが、合わない人は飲んでも意味がない場合があるので注意が必要です。
当帰芍薬散は、女性に多い冷え性やむくみやすい人に向いています。
- (当帰芍薬散が合う人)
- むくみやすい人
- 水分をとっていてもトイレの頻度が少ない
- 手足が冷たい
- 冷え性
- 冬はババシャツやタイツ、靴下を履く
- 夏も下腹部が冷えている
- 貧血気味の人
冷え性やむくみやすい人が合っています。私も冷え性で疲れやすく、合うんじゃないかと思って飲むことにしてみました。
市販で「当帰芍薬散」を販売するメーカーは?
ドラッグストアの漢方薬コーナーにもあるため、比較的購入しやすいです。
・クラシエ 漢方当帰芍薬散料エキス顆粒S
・ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒
大型店舗だとクラシエ、ツムラの2製品が置いてあり、小型店だとクラシエの商品が置いてありました。
漢方薬が妊活にいい理由とは?
漢方薬は、体質改善ができます。西洋の薬は対症療法、東洋の薬は原因療法。漢方薬は原因療法に基づいた薬です。
対症療法……
症状をよくするために飲む薬。風邪をひいたら風邪薬といったように、何か症状があらわれてから飲みます。
原因療法……
原因をよくするために飲む薬。冷え性の症状を原因からなおし、体質を改善して冷えをなおすといったように原因解決をはかります。
漢方薬は、冷えやむくみといった妊娠を阻む原因をよくしていきます。自然由来の植物や生物を使った薬も多く、副作用が起こりにくいのもメリットです。
【体験談】妊活で当帰芍薬散を飲んでみた感想
出典:クラシエ
ドラッグストアで、当帰芍薬散を購入してみました。クラシエの商品で、「足腰の冷え、貧血や生理不順の方に」と書いてあります。24包で2,000円ほどでした。ポイントなどを利用してお得に購入することもできます。
妊活サプリメント・当帰芍薬散の味は?
漢方薬で苦手だと思われがちなのは味。
想像してもらうとわかりやすいのですが、正露丸のようなニオイや味のある漢方薬も多く、粉末状ではあるものの、飲みにくいと感じる人も多いです。当帰芍薬散もそんなにおいしくはありません。
人によっても差があるのですが、苦手でも水で一気に飲んでしまえば気にならない程度です。
飲みやすい方法①
スプーンに顆粒の薬を出し、水を数滴落として口の中に。入れたら水で流し込む
飲みやすい方法②
顆粒の薬を飲んだ後、オレンジジュースなど味の濃いジュースと合わせて飲み切ってしまう
知人は粉末の薬よりも錠剤が飲みやすいと話していて、顆粒よりも錠剤を選ぶ人もいます。私は顆粒を飲んで少しずつ慣れてきましたが、錠剤にすればよかったかなと後で思いました。
また、オレンジジュースで飲む方法は、本当に飲みにくい場合でも水と一緒に飲むのがいいようなので主治医によってはやめた方がいいと言われる場合もあります。
当帰芍薬散で妊娠はした?
当帰芍薬散を飲んで、結局、妊娠しませんでした。でも、知人は漢方薬で妊娠した人を知っていましたし、これを飲み始めてから体質改善ができるという漢方薬に興味が出て、漢方薬専門の薬局に診療に行って診断してもらいました。
漢方薬は診断して処方してもらうように!
妊娠したいと妊活をはじめたものの、妊娠しなかった期間があり、サプリメントは市販のもの、インターネット通販のものなどいくつか比較して飲んでいて、漢方薬も試してみました。
当帰芍薬散を飲んだ後に漢方薬の処方をしてもらうよう、専門医に行ったところ、「体質に合わせて飲まないといけないので素人判断で購入するのはよくない」と言われてしまいました。
- 冷え性なのか
- むくみは?
- 脈拍は?
- 舌の様子は?
漢方薬の専門医によると、その人の体質を見て薬を処方し、1つだけでなく複数の薬を処方してくれることもあります。
体質改善で妊娠しやすくするため、初月はAの薬を処方しても、効果がなければ2ヶ月めにはBの薬を処方してくれたりすることもあるため、独断で「この薬が合うに違いない」と勝手に思い込んで飲むのはよくないとのこと。確かにその通りだと思います。