妊活体験記!助成金制度を利用して人工授精を行ってみた!

私自身の妊活体験談をお話します。妊活の費用についてです。

妊活にはお金がかかると言われていますが、私も実際、お金がかかると感じました。そして、助成金制度を利用して妊活を行いました。「妊活したいけれどお金がない」「お金をかけないで妊娠したい」と思っている人は、参考にしてもらいたいです。

妊活のステップアップとは

妊活をはじめる時、ブログや病院などで知る言葉が「妊活のステップアップ」。実は、妊活として産婦人科やレディースクリニックに通うにしても、治療法が一人一人異なります。

(一般不妊治療)
・タイミング法
・人工授精

(高度生殖医療)
・体外受精
・顕微授精

妊活をする=体外受精のイメージが強いはずです。体外受精とは、採卵手術を行い、体内から卵子を採取し、パートナーの精子をスポイトで受精する治療です。受精が正常に行われると、細胞分裂が繰り返されます。ある程度育った卵子を女性の体内に移植するもので、妊娠率が高くなります。

ただ、その前にタイミング法や人工授精を行います。

妊活のファーストステップの「タイミング法」とは?

基礎体温表を記録し、グラフ化をします。妊娠が高い排卵日に性交渉を行うことで妊娠する可能性が高くなります。産婦人科医と一緒に、タイミングをはかる治療がタイミング法で、28日周期で生理が来る人は生理開始日から2週間後に排卵が来ると考え、その日の前後に性交渉をします。

一般不妊治療の最初のステップで、私も妊活のために基礎体温をつけていました。病院に行く前からタイミング法に似た方法は取っていました。

妊活のセカンドステップ「人工授精」とは?

人工授精とは、AIHと呼ばれます。精子を女性の膣の子宮の中に注入する治療法です。名前から体外受精と間違えられますが、精子は子宮から進み自然受精をします。

精子の運動量がよくない、精液が少ないなどにメリットがあり、タイミング法をしていてもうまく妊娠しない場合にステップアップとして行われます。卵管造影を行った後に行うことで自然妊娠しやすくなり、薬の服用や注射と並行しつつ治療が進められます。

ステップアップとは何?おすすめする人は?

ステップアップは、患者の希望、病気のあるなし、治療歴、年齢を考えて、どの方法が一番妊娠に近づけるのかを教えてくれます。

例えば、

・高齢で病院に行き、妊娠を焦っている人
・若いけれど病気がある人
・早く妊娠したい人

におすすめです。

【体験談】妊活で人工授精を行った時の感想

タイミング法に近いことは基礎体温をはかりながら行っていました。病院では数か月はタイミング法で行ったのですが、ステップアップを早くしたいことを伝え、人工授精を行いました。

病院では

・妊娠しない理由をはっきりさせたいか
・ステップアップをしたいか

を最初に聞かれます。また、高度生殖医療まで進みたいかも聞かれます。

病院では、

・排卵しているか
・卵管が通っているか
・精子の数があるかどうか

を確かめ、人工授精に進みます。女性も知らないだけで子宮内膜症、子宮筋腫があるケースもあります。年齢が高齢だと、体外受精など高度治療に進むケースが多いです。

妊活の人工授精の流れ

人工授精の流れは

  1. 人工授精日の予約
  2. 精液を採取か持参
  3. 精子を検査して運動量を高める
  4. 子宮に精子を注入

です。基礎体温を測っていたので、人工授精日の日は比較的簡単に決められました。精液は持参しました。採取した後、肌で温めつつ持参したのを覚えています。

人工授精の副作用はある?

他の人や妊活ブログから、下腹部が痛む、膣からの出血があると聞いていましたが、私の場合は生理の時の腹痛くらいの痛みで、そこまで辛くはなく通常の生活ができました。病院からは安静にして過ごしてくださいと言われていたため、夕食は夫に買ってきてもらいました。

排卵誘発剤を使っていると、多胎妊娠の可能性が高くなり双子、三つ子のこともあります。「もしかして双子かも……」と思いながら、帰宅しました。

ただ、この時の人工授精、失敗で妊娠しませんでした。

人工授精による妊活貧乏もありえる!

人工授精は自然妊娠なので、成功率は累積全体で約50%。1回で成功する人は10%程度と言われました。3回、4回、5回と行っていくにつれて妊娠しやすくなり、30代より40代の方が妊娠しにくくなります。私は人工授精すればほぼ妊娠すると思っていたので、妊娠しなかったことで妊活貧乏になりえるかもしれないと焦ったのを覚えています。

私が受けた人工授精の費用は15,000円。人工授精の金額平均は15,000円~20,000円のようなので良心的な値段でした。

ただ、その前にタイミング法で週に1回は病院に通っています。薬や卵管造影、精子のフーナーテストなどがあり、定期的に病院に行く必要があり「妊活にはお金がかかる……」と2回目、3回目の人工授精を断念しそうになっていました。

妊活で助かった自治体の助成金

住んでいる自治体では、一般不妊治療の助成金制度がありました。

条件は

・結婚している夫婦
・医療保険に加入
・産婦人科や泌尿器科で不妊症と診断
・所得制限が前年度730万年未満(夫婦合計)
・人工授精のみで体外受精や顕微授精は対象外
・1組の夫婦で1年1回、負担額の1/2相当額で上限は5万円まで
・継続して2年まで申請が可能

で、助成金の制度があるならと申請しました。ただ、ここで問題なのは、所得制限があることと、2年までの期間限定なこと。人工授精で不妊治療をするにも2年で”結果を出さないといけない”ことがプレッシャーでした。そして、体外受精や顕微授精の高度治療にステップアップするなら自分たちで費用を出さないといけません。

仕事を辞めて通う夫婦もいますが、費用負担は本当に大変。夫婦で話し合い、いくらまでなら出費できるかを相談しておく必要があります。私たち夫婦も、妻の私はできる限りチャレンジしたいものの、夫は金額に上限を決めると言いました。不妊治療も「いつまで」「いくらまで」をはっきりさせておかないと夫婦仲が悪くなってしまうことがあります。

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