セックスレスになりかけている時に読みたい本
妊活が原因でセックスレスになりかけている、もしくはしばらくセックスレスに近い状態だけど妊活に入りたい・・・そんな時に読むのをお勧めしたい本があります。夫がなぜセックスに消極的になっているのか?他の夫婦ってそもそもうまくいっているのか?そんな疑問が出て来た時に読んでみて下さい。
セックスレスになった夫婦の様子をリアルに描いた漫画
「セックスレスって、まあ、そんなもんだよね・・・どこも同じだな~」って、とりあえず気張らないで取り組もうって気分になれるのが、たかせシホ「ごぶさた日記」です。
実際にセックスレスに陥ってしまった漫画家(女性)が、自らの体験記を、面白おかしく漫画にしてくれています。一般的なセックスレスの体験記の本って、かなり重いテーマのものが多くて、正直、読んでいるこちらが滅入ってしまうモノが多いです。だから、これからセックスレス、もしくは半セックスレス状態を解消して妊活に入ろうという時には不向きなものが多いんですよね。
でも、この漫画は、リアルでありながら面白いです。かなり笑ってしまいます。「そうそう、そうなんだよね~」なんて頷きながら、読み終わった頃には、「まあ、どこも同じか・・・色々頑張るしかないかな」なんて、気持ちが軽くなる漫画です。
ちなみに、具体的なセックスレス解消法が出てくるわけでもないので・・・解消法を真剣に探したい人は、違う本が良いと思います。
セックスレスになる理由が詳しくわかる本
阿部輝夫「セックスレスの精神医学」は、精神科医の作者が、セックスレスになる理由について、とても詳しく丁寧に解説している本です。セックスレスのタイプを分類して、それぞれの原因を細かくひも解いていく構成になっているのですが、多分、この一冊あれば、夫がセックスに関心を示さなくなる理由について知るには十分だと思います。
男性が性欲低下してしまう理由や、ED(勃起障害)になる理由、射精障害になってしまう理由、さらに女性の性嫌悪の問題など、なるほどと思える解説がされています。どちらかと言うと、医学的な専門知識が出てくるタイプの話ではなく、メンタル面の問題を扱っている話なので、詳細な解説が載っている割には理解しやすいですね。
ただ、EDの治療薬を知りたい人には不向きですね。治療薬に関してはあまり詳しく載っていないです。
夫がなぜセックスに非協力的なのか?がわかりやすい本
小堀善友「妊活カップルのためのオトコ学」は、夫の排卵日の態度の腹が立っている女性には、是非読んで見て欲しい本です。
イラストや対談形式を使って、とてもわかりやすく「夫の事情」を妻に説明する・・・というスタンスで書かれています。男性が性欲低下している理由とか、夜になると元気がなくなってしまう理由とか、排卵日に協力しない理由とか、夫の立場が事細かに説明されていて、「へ~そうなんだ」「うちの夫は、もしかしてこのパターン?」みたいに色々とヒントが得られると思います。
セックスレスのことだけがテーマの本ではなくて、男性不妊全般について説明している本なので、一冊買っておくと、もしもの場合はバイブル的に役立つと思います。
セックスレスの原因が勃起力にあるなら是非読みたい本
夫が夜元気がなくて、そのせいでセックスが不成立と言うケースが多いなら、堀江重郎「男性機能の不安にこたえる本――――ED治療の最前線」は、お勧めの本です。
完全にEDに焦点を当てた本で、EDの原因やメカニズムをしっかりと説明していますし、ED治療薬にどんなものがあるのか?どこで購入できるのか?EDかな・・・と思ったら、どんな病院に行って何をすれば良いのか?といったことがしっかりと説明されています。
EDについては、男性は中々認めたがらない部分もあるので繊細な問題なのですが、夫が気にしているようだったら購入してみるのも良いと思います。