妊活中って温泉に入っちゃいけないの?
温泉大国の日本には、子宝に恵まれる効能を謳った「子宝温泉」・「子授け温泉」・「子持ち湯」などの温泉が全国各地にあります。
でも、「妊活中、温泉に入っても大丈夫なのかな?」と気になっていませんか?
そこで、妊活中の温泉はOKなのかNGなのか? 紹介したいと思います。
温泉は妊活にプラスになることがいっぱい?
温泉にはどんな効果があるの?
まずは、温泉の基本的な効果についてです。
温泉には、薬理・浮力・水圧・温熱・転地効果の5つの効果があると言われています。
薬理効果というのは、温泉の成分を皮膚から吸収したり、飲泉することで得られる効果のこと。
また、浮力効果や水圧効果は、温泉に入って浮力が働くことで、筋肉の緊張がほぐれ、水圧の刺激によって内臓運動にもなるんですね。
このことから血行が良くなり、新陳代謝も促進されて細胞が活性化します。
温かいお湯につかると、副交感神経が優位になってリラックスすることが出来ます。
そして、転地効果は、普段と違う環境に行くことで気分転換になることを言います。
確かに、旅行などで遠くに出掛けてのんびり出来るとリフレッシュ出来ますよね。
温泉は妊活女子の味方!
こうした温泉効果は自律神経のバランスも整えることに繋がります。
自律神経が乱れてしまうと、ホルモンバランスも乱れてしまいます。
温泉の薬理・浮力・水圧・温熱・転地効果が、自律神経を整えることで、更に血行が良くなり、冷えの解消にもなります。
血行不良、冷え症に悩んでいる方にも、温泉はとても効果的なんですね。
妊活中の温泉 気を付けたい重要なこと
温泉入浴する際に気を付けたいこと
温泉は、リラックス効果が高いのですが、実はちょっと注意が必要です。
お湯の温度が40℃以上の場合、交感神経が優位になる為、血管収縮がおこります。
つまり、熱い温泉だとリラックスが出来ず、逆に興奮状態になってしまうんですね。
リラックスする為には、副交感神経を優位にしたいので、入浴する際は40℃以下の温泉がベストです。
ぬるめの温かい温泉にゆっくりつかることで、副交感神経が優位になり、深部まで温まりリラックス効果も高くなります。
注意!妊活中の男性は温泉NGです!
妊活中の男性は、熱いお湯につかったり長風呂、サウナはNGです。
なぜなら、精子は熱い環境が苦手だからです。
(男性の場合、熱い温泉が好きな方もいると思うのですが、、、。)
熱いお湯につかったり、長風呂をしたりすると、睾丸が温まってしまい精子の質が落ちてしまうんですね。
なので、温泉はOKですが妊活中は、ぬるめのお湯に入るようにして、入浴時間も短めを心掛けた方が良いでしょう。
リラックスするのも、男性妊活は重要ですから、やはり40℃以下の温泉に入って副交感神経を優位にするのがオススメです。