男性不妊 妻にして欲しいこと編
私の妊活友達で2組の男性不妊の夫婦がいました。
Aさんは、ED(勃起不全)で悩んでいて、Bさんは精液検査で問題がわかった為、不妊治療専門病院で体外受精に取り組んでいました。
どちらの夫婦も妻の苦労も大変なものでしたが、妊活中の夫の苦労も相当だったそうです。
当時、旦那さん側から聞いた妻にして欲しかったこと目からウロコのお話しだったので紹介したいと思います。
月1プレッシャーをなくして欲しい
Aさんは結婚前からED気味でした。
妊活をすることになってからは、プレッシャーもあってますますEDに悩むようになったそうです。
一度、ED治療の薬を貰いに病院に行ったそうですが、先生に言われたのは、「勃起薬は、したいという気持ちを後押ししてくれるお守りみたいなもの。」という言葉だったそうです。
つまり飲んだから元気になる、という訳ではなく精神的に「したい気持ち」がないと薬は効かないんだそうです。
Aさんの場合、プレッシャーにも弱かったので、「月に1回この日が重要!」となると、気持ちがついていかず、全くダメだったと言っていました。
そこで、奥さんにこう説明したそうです。
「その日(タイミングの日)だけ求められると全然したくない。」
「排卵日と関係ない日もするようにした方が気持ちが楽。」
「最後まで出来なくても重要。」
私達、女性が考えると、EDなら重要な時だけにした方がいいのかな?と思っていたのですが、どうやら違うようです。
ちなみに、最後までするのが重要なんですが(笑)、最後まで出来ないかも、と思ってもプレッシャー緩和で月に何度もトライした方が良かったんだそうです。
「ありがとう」の言葉を沢山言って欲しい
Bさんは、精液検査で精子の状態が悪かったので生活習慣の改善や採精など、不妊治療に積極的に取り組んでいました。
とはいえ、体外受精の場合、妻の負担は相当です。
ホルモン注射や採卵、胚移植など、精神的にも身体的にもとにかく辛そうだったので、いつも以上に奥さんのことを気にかけていたそうです。
具合が悪そうな時は家事を休んでもらったり、家のことも出来そうなことは自分がやったり、、、。
出来る限りのことをやっていたそうですが、奥さんから「ありがとう」の言葉がだんだん減ってきたことが辛かったそうです。
勿論、奥さんも感謝しているのですが、不妊治療の辛さやホルモンバランスの崩れからイライラしてしまったりする事が多くなってしまったんですね。
Bさんは、不妊の原因が自分にあることを申し訳なく思っていたので「ありがとう」という言葉がとても特別なものになっていたそうです。
確かに、「ありがとう」って意識しなくても出てくる言葉ですが、意識しないと出ない言葉でもありますよね。
Bさんからこの話しを聞いて、感謝はしているけど言葉にしない、って男性にありがちな話しですが、言葉で伝えてほしいという気持ちは同じなんだなぁと思いました。
男性不妊で悩んでいるご夫婦がいましたら、旦那さんへ「ありがとう」って沢山伝えてあげてみるといいかもしれませんよ。
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