【妊活体験記】睡眠を整えることで、妊活に相乗効果が

妊活心理カウンセラーの今井さいこです。

今でこそ妊活についての知識があり、妊活中の女性やご夫婦のカウンセリングをしている私ですが、自分が妊活を始めたころは、全くの無知でいろいろと遠回りをしてきました。

妊活のキーワードとなる言葉と共に私の妊活体験記をお伝えし、遠回りをしない妊活をしてもらえたらと思い、体験記を書くことにしました。

今回は、タイミング法~不妊治療、そして妊娠中にも実践した「睡眠を整える方法」についてお伝えします。

【著者 今井さいこ】
スクリーンショット 2016-03-29 18.25.43LIB Laboratory 代表
NPOハピマムプロジェクト 理事
高校生の時「環境による心への影響」に興味を持ったことから、大学で心理学を専攻。臨床心理学を中心に認知心理学、知覚心理学、行動心理学、生物心理学、発達心理学を学ぶ。その後、社会人としてベンチャー企業に勤める傍ら、心理カウンセラーとしての勉強と実践を積み、2009年より女性向けの個人向け心理カウンセリングを開始。自身の妊活経験で「妊活中も、妊活以外の女性としての楽しみを充実させたい」と感じたことから、2013年より妊活女性・ご夫婦向け心理カウンセリングを開始。現在、妊活中のメンタルケアだけでなく、産後女性のメンタルケアも行なっている。






 

きっかけは、睡眠の大切さを作業療法士さんに教えてもらったこと

心理カウンセラーとしてさまざまなクライエント様と接する中で「睡眠の大切さ」は感じていました。
特に、メンタル面でかなりのしんどさを抱えているクライエント様の多くは「眠れない」悩みを抱えていることが多く「この点をなんとかできないか」と考えていました。

そんな折、ある機会で出会ったのが、私の睡眠の師匠となる作業療法士の菅原洋平さんです。
菅原さんのお話は「睡眠指導は数式と同じで、人の体の原理を使ってやるので、必ず改善できる」というもので、その方法などを聞いて「これだ!」と思いました。

自分自身に当てはめると、寝つきはよいし、一度眠れば朝まで起きないですし、睡眠に関する悩みはないと思っていました。

ですが、菅原さんにいただいたチェックシートで睡眠について調べてみると、改善できる点がまだまだあることに気づきました。
まずは、自分の妊活に取り入れて実験をしようと思いました。

当時は、自己流タイミング法の途中でちょうど不妊治療にステップアップをする直前のこと。
睡眠を整えることで良いコンディションで不妊治療に挑めるだろう、ということも私にはラッキーなタイミングでした。

1週間試してみた結果

人の体は3週間で変わります。
睡眠の改善もまずは3週間、と決めて始めました。

私が睡眠で改善できる点は、

  • お風呂に入る時間(入眠1時間前)
  • 寝る1時間前の過ごし方(テレビ、スマホは見ない。静かに過ごす)
  • ベッドでの過ごし方(ベッドに本などを持ち込まない)
  • 起床時間(毎朝決まった時間に起きる)
  • ヨガ教室の参加時間(夕方のプログラムに参加する)

の5点です。

どれも簡単に実践できることを選んでおこなったので、苦痛ではありませんでした。

3週間と決めて始めたけれど、1週間たつとあることに気づきました。
それは、「毎日23時ごろ眠くなる」ということです。

それまでは、テレビやスマホなどをして24時になったら寝る、という習慣でした。
ですが、テレビなどの刺激がなくなると自分の眠気に気づけるようになったのです。

毎朝起床時間をそろえたことも、毎日同じ時間に眠くなることにつながったと思います。

確実に変わったのは「体温」

3週間を終えて、すっかり睡眠のリズムが整ったと感じました。
朝は、6時半に目覚ましをかけなくても目が覚めるようになりました。

こうして朝の起床時間がそろうことで、毎朝同じ時間に基礎体温を測ることができるようになりました。
(それまでは、起きた時間に測っていたので、測る時間がバラバラだったのです)

変わったと実感できたのは、基礎体温がこれまでより高くなったこと。
これは、睡眠だけではなく、食事、運動などさまざまな要因があるとは思います。
ですが、これまで低温気は36.2~5度だった体温が、36.5度を下回ることはなくなり、高温期は37度を下回ることがなくなりました。

体温は、1度変わると免疫力もぐんとあがるといいます。
体にとって良い効果があったことは間違いなく、実践してよかったと思っています。

妊活に睡眠指導を取り入れることに!

自分の経験をもとに、妊活に睡眠指導も取り入れることにしました。

メンタルを整えるためには、心と体の両面からアプローチすることがとても大切です。
どちらかがかけていても、だめだと思っています。

心がどうしても動かないときは、体の面から整えていき、体調が回復してきたら心の面からアプローチする。
こういう方法もあるのです。

これまで睡眠指導を受けていただいた方の中には、睡眠指導から1年以内に妊娠・出産をした方もいます。
妊娠中に睡眠を整えることで、産後の赤ちゃんの睡眠リズムも整い、ほかのママより睡眠を確保できている方もいます。

もちろん、睡眠だけで妊娠できたわけではありませんし、睡眠リズムが整ったわけではありません。
ですが、良い結果をもたらすことがわかりました。

これからも睡眠指導を続け、妊活をサポートしていきたいと思います。

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