妊娠5ヶ月目で気をつけること
妊娠5ヶ月目の胎児の様子
エコー検査で性別が判明し始めるのが妊娠中期。
胎児はどんどん成長していきます。
早い人は、妊娠16週目~18週目には胎動を感じることになります。
聴覚が発達するので、外の声に反応することもあります。
胎動が感じられないと不安になることもあるかもしれませんが、検診で異常なければ心配はありません。
ママがリラックスして過ごすことが大切ですね。
また、体の動きが豊かになるのも妊娠中期の特徴。
上体をそらす、足を前に伸ばす、首を左右に振る、手の指を握る、手の指を口元に持っていく・・・といった色々な動きをするようにもなります。
エコー検査をすると、胎児に髪の毛が生える、骨が丈夫になる、筋肉がつくといった変化もみられます。
多胎妊娠の場合は、一卵性では同じ形に、二卵性では違った形に、体が発育してきます。
妊娠5ヶ月目のママの体は?
胎盤が完成して流産のリスクが減るため、妊娠5ヶ月からは「安定期」と呼ばれる時期になります。
ママは乳房が大きくなり、おなかのふくらみが目立つようになります。
つわりが治まって、体の調子も心のバランスも良くなってきます。
妊娠5ヶ月目に気をつけること
貧血や髪の毛のトラブルも
一方で、今までとは違ったマイナートラブルも起こりやすい時期。
赤ちゃんの成長と共に貧血になりやすくなる他、体毛が濃くなる、髪の毛が抜ける・パサつくといったトラブルを抱える人も。
特に多胎妊娠の場合は、赤ちゃんに通常の妊娠よりも多くの血液が必要になりますから、貧血に注意して下さいね。
シミ・カサつきに気をつけて
妊娠5ヶ月目は、つわりも終わって、外に出歩く機会を増やす人も多いはず。
そこで気をつけて欲しいのが紫外線対策。
妊娠期間中は、ホルモンの影響で肌が敏感になったり、色素沈着しやすくなったりして、妊娠前とは肌質が変わってきていることも。
紫外線対策をしないで外を出歩いていると、シミ・カサつきの原因になるので注意が必要。
また、肌が敏感になってきているので、日焼け止めなど、使用する化粧品は低刺激のものを選んで下さいね。
汗をかきやすくなる
安定期に入って外出が増えてくると、汗をかきやすくなっているのに気付くかもしれません。
これも、妊娠の影響ですね。
ニオイのケアのためには、小まめに汗をふくことが大切。
市販の制汗剤も、妊娠に悪影響を与えるものはあまりないので、使用できるものがほとんどです。
ただ、刺激の強い制汗剤はさけて。
出来るだけ、低刺激なもの、子供でも使用できるものを使うのがお勧めです。