胎動で不安になった時に、必ず知っておきたい4つのこと
胎動がいつ頃始まるのか、どのぐらいの強さなのか、どのような感覚なのか・・・。
まだ胎動を経験していないママにとって、胎動についての疑問や不安はたくさんあると思います。
個人差はありますが、多くのママがどのように胎動を経験していくのか?をまとめてみました。
胎動はいつから始まるの?
胎動を初めて感じる時期については個人差があります。
早い人は16週辺りで初めて胎動を感じます。
赤ちゃんの状態の経過を判断する手がかりなので胎動に初めて気づいた日はメモしましょう。
多くの人は20週前後で初めて胎動を感じます。
遅い人は、22週~23週頃になることもあります。
胎動の早い遅いは出産や胎児の成長に影響はありませんので安心してください。
赤ちゃんは16週以前にも動いていますが、このころから活発に動くようになりママにも伝わりやすくなります。
胎動はいつ頃強く・いつ頃弱くなるの?
16週辺りの胎動はとても弱い振動です。
これはお腹の中のガスが動いていると勘違いしてしまうほどでしょう。
そこから赤ちゃんが成長し大きくなるにつれて胎動も強くなっていきます。
週数が進むと胎動も強くなっていき、多くの人は30週前後から38週にかけてが最も胎動を強く感じます。
この時期は赤ちゃんがどんどん成長し大きくなり、手足の動きも大きくなります。
辛いときは無理せず楽な姿勢をとりましょう。
38週頃を超えると多くの赤ちゃんの頭は骨盤に固定され、胎動はあまり感じなくなっていきます。
このころになると強かった胎動もおさまりはじめていきます。
胎動は強くなる一方なのかというとそうではありません。
しかし、その強さは個人差が大きいです。
赤ちゃんの大きさだけで胎動の強さが決まるわけではありません。
胎動が減ることの意味
胎動を感じ始めるようになると、胎動が無い時に不安になってしまうでしょう。
しかし、強弱に関わらず胎動があれば赤ちゃんは元気です。
あまり心配する必要はありませんが、連続して1、2時間近く胎動が感じられないことが続くようであれば病院に行ってみましょう。
もしも、赤ちゃんに何か異常が起きた場合胎動の減少が起きることがあります。
胎動が少ないと思った時に受診していれば助かるケースもあります。
赤ちゃんとの間のコミュニケーションツールである胎動を上手く活用しましょう。
胎動の感じ方は人それぞれ
胎動の感じ方には、個人差が大きいです。
ママの体型や姿勢、赤ちゃんの位置、時間等によって影響を受けます。
痩せているママは胎動を感じやすく、ふくよかなママは胎動を感じにくいといったことがあります。
動いている時は感じにくく、就寝前等の横になっている時や入浴中等じっとリラックスしている時の方が感じやすい人が多いですね。
胎動は「あれって・・・もしかして・・・」と後で気付く程度の動きで、慣れも影響します。
「小さな魚が泳いでいる感覚」「腸が動いた感覚」等感じ方は様々です。
胎動の種類
お腹がピクピクと痙攣する胎動
この胎動は赤ちゃんがしゃっくりをしている時に感じられます。
赤ちゃんはしゃっくりをすることで生まれてきてからの呼吸の練習をしています。
お腹がグニュッと押される胎動
この胎動は赤ちゃんが手足を伸ばしたり曲げたりしている時に感じられます。
この胎動は胃の消化の動きとよく似ているので分かりにくいことがあります。
お腹がブルブルと震えるような胎動
この胎動は赤ちゃんがおしっこをしている時に感じられます。
お腹がポコッと動くような胎動
赤ちゃんが成長するにつれて手足を良く動かすようになります。
この手足がお腹を蹴ったり叩いたりするときにこの胎動は感じられます。
活発な赤ちゃんはこの胎動の頻度が高く、悩んでしまう妊婦さんも多いようです。
お腹がゴロンと回るような胎動
この胎動は赤ちゃんが羊水の中を回転したときに感じられます。
赤ちゃんが成長してくると、回転をあまりしなくなってくるため徐々にこの胎動は感じられなくなっていきます。