高齢出産で大切な【妊娠中の食事 5か条】とは?


妊娠中は、バランスのとれた食事をすることが何よりも大切です
毎日の食事が、ママと赤ちゃんの体をつくります。


スクリーンショット 2015-12-22 20.26.10【著者:岡田 明子(おかだ あきこ)】
管理栄養士として健康関連のレシピ提供や商品開発、講演や執筆、メディア出演など予防医療分野を中心に幅広く活躍中。
自身の35歳からの妊活、妊娠を通じて「妊娠を望む方の食事サポート」も行い、個々の生活習慣に合わせた的確な指導に定評がある。食事サポート実績は延べ1万人に及ぶ。
2014年一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)を設立し、 栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康事業のサポートとヘルスケア分野で活躍できる人材育成を行っている。




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高齢出産のための「妊娠中の食事 5か条」


1. 基本は1日3食 規則正しく



鮭定食妊娠中は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン(葉酸、ビタミンB群、ビタミンCなど)ミネラル(鉄、カルシウムなど)の5大栄養素をバランスよくとることがとても大切です。

まずは自身の食生活を振り返り、バランスのよい食事かどうかを見直してみましょう。(下記のチェック表参照

食べた食事を書き出してみると、とり過ぎているものや不足しがちなものが見えてきます。
遅い夕食は体重の増加の原因になりやすいので、なるべく、きまった時間に規則的に食事をとるように心がけましょう。

2. よく噛んでゆっくり食事を楽しもう



早食いは食べ過ぎにつながります。よく噛んでゆっくり食事をすることで満腹感が得られ、消化もよくなります。

3. 塩分、糖分は控えめに



Fotolia_65989547_XS塩分のとり過ぎはむくみや妊娠高血圧症候群を引き起こす原因になります。
濃い味付けは、食欲が増し食べ過ぎにもつながりますので、薄味に慣れ素材そのものの味を楽しみましょう。

また甘いお菓子やジュースのとり過ぎは、血糖値を急上昇させ肥満やイライラにもつながりますのでどうしても甘いものを口にしたい時は果物などの自然の甘味を活用していきましょう

4. 野菜を意識して摂ろう



Fotolia_60235728_XS毎食野菜を意識することで、カロリーも抑えられビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質など高齢妊娠に必要な栄養素が摂取できます

特に色の濃い野菜(トマト、ブロッコリー、かぼちゃなど)を意識してとりいれましょう。

5. 加工食品や市販品は控えめに



市販の惣菜や加工食品、インスタント食品やお菓子などのとり過ぎは体重増加の原因の1つです

栄養の偏りや塩分、糖分、脂肪分のとり過ぎにもつながるので、なるべく手作りを心がけていきましょう

栄養バランスチェック表


Checkチェックがついた項目が多い程、栄養バランスのとれた食事ができています。
チェックがつかなかった項目のところを意識して見直していきましょう。

  • □ 毎日3食 食べている
  • □ 夜食、間食は控えている
  • □ 毎食、主食、主菜、副菜を組み合わせてとれている
  • □ 肉または魚を毎日食べている
  • □ 大豆製品(豆腐、納豆など)を毎日食べている
  • □ 色の濃い野菜(トマト、ブロッコリーなど)を毎日食べている
  • □ きのこや海藻類を毎日食べている
  • □ 主食(ごはん、食パン、麺類)を毎食 食べている
  • □ お菓子や甘いジュースなどはほとんどとらない
  • □ 油もの(バターやマヨネーズなど)のとり過ぎに気をつけている


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