妊娠7週目の赤ちゃんとママの様子は?
エコー検査で見える、妊娠7週目の赤ちゃんの大きさや形は?
赤ちゃんは、妊娠7週目になるとさらに大きく成長し、体の外見も内部も複雑に変化していきます。
1日目には8~11ミリ、5日目には11~14ミリほどの大きさになります。
また、足には足のひらが確認できるようになり、手には指ができはじめます。
耳は、耳たぶとなる部分にふくらみができてきます。
妊娠7週目には、小脳も発達してきます。
小脳は筋肉の動きを制御する重要な部分です。
妊娠7週目には心拍が確認されます
この頃には、内臓全体が心臓や肺、肝臓などに分かれて独立し始めます。
そのため、心拍数は妊娠7週目までには確認されることが一般的ですね。
心拍の確認は早い人だと6週目くらいですが、遅いと妊娠8週目まで伸びるケースもあります。
ここは個人差が大きいところですから、妊娠7週目で心拍が確認されなくても、焦らずに待ちましょう。
妊娠7週目のママの体は?
イライラすることもあります
妊娠7週目に入ると、ママは心と体両方に変化が起こります。
心の面では、軽いうつ状態になったり、いらいらしたりするようになります。
こうしたことは、ホルモンや神経伝達物質のバランスが崩れることが原因で起こります。
妊娠初期の肌荒れが始まるママも
また体の面では、にきびが増えたり、肌がカサカサになったりするようです。
これもホルモンバランスが崩れるのが原因。
肌荒れがひどい場合は、基礎化粧品を低刺激のものに変えるなどすると良い場合もあります。
心拍確認後の出血について
赤ちゃんの心拍が確認された後に、少量の出血があるとママとしては不安になると思います。
ただ、出血=流産ということはなくて、仮に流産したとしても症状として明確に分かるものは、実際にはほとんど無いのです。
心配な場合は必ず産院を受診して、自分で判断することは避けましょう。
つわりにも注意して
早いママだと、妊娠7週目くらいから、つわりが酷くなるママもいます。
つわりは、一般的には妊娠8週目〜10週目がピーク。
でも、妊娠7週目でも何日も食事ができなかったり、体重が妊娠前よりも5キロほど減ったり、中には1日中はいてしまったりする人も。
こういった重度のつわりは、妊娠悪阻
と呼ばれています。
この場合は、通常のつわりと異なり、放っておいて良いものではないので、赤ちゃんのためにも早めに病院に行って検査してもらいましょう。
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