妊娠11週目の赤ちゃんとママの体は？

妊娠11週になると、脳が誕生時の脳と同じ作りになります。
もちろん、脳の大きさはまだまだ小さいです。

また代謝の中枢である甲状腺（こうじょうせん）や、免疫に作用する脾臓（ひぞう）、脂肪の消化を助ける胆嚢（たんのう）が完成します。
さらに、消化器官の機能が整ってきて、消化の予行演習が始まります。

妊娠11週目に入っても、まだ赤ちゃんがおなかの中で動いていることを感じることはできません。

この時期には、頭痛が頻繁に起こる人もいます。
原因としては、妊娠によるホルモンバランスの変化やストレスなどが挙げられます。

妊娠11週の頃には、またホルモンバランスの変化によって、おりものの量が増える人もいます。
おりものの量が増えること自体は特に問題ありません。

しかし白っぽいおりものが出るようになった場合は、病気の可能性があるので、医師の診察を受けましょう。
医師の診察を受けずに、独断で薬を買って飲むのは厳禁です。

妊娠初期のおりものについて

妊娠11週目くらいにお腹の張りがあるのは、多くのママが経験します。

ただし、腹痛が出血を伴う場合は、気をつけて下さい。
流産や切迫流産の可能性があるからです。

このようなケースでは、必ず産科の先生に確認をしましょう。

妊娠初期のお腹の張りについて

つわりのピークは、一般に妊娠11週までと言われています。
ママにとって今が一番つらい時期かもしれませんね。

つわりの時期は無理にご飯を食べなくても赤ちゃんしっかりと育ちます。
無理をせずに、食べられるものだけ食べて乗り切りましょう。

つわりの時の食事はどうする？