妊娠21週目の赤ちゃんとママの様子は?
エコー検査でわかる妊娠21週目の赤ちゃんのようす
大きさは出生時の約半分に、体毛も生えてくる
21週目の赤ちゃんは身長25㎝、体重300~450g。
色素はまだ入っていないため白いままの眉毛や髪の毛が現れます。
21週目で赤ちゃんの身体全体は産毛に包まれます。
脂肪は少なく、骨が発達中
まだ脂肪は体全体のほんの3.5%ほどしかついていません。
しかし、脊椎、あばら骨、手足の長い骨が固くなり始めます。
脳と筋肉の成長が著しくなります
妊娠21週目は、脳神経の細胞が増え、脳が発達するため、できる動作が増えてくる時期です。
筋肉の発達もはじまるので動きが活発になります。
いろんな動きができるようになるのも21週目
目はまだ閉じたままですが、少し動いてまばたきのような行動をするときも。
手が大きくなるため、力を入れて物をつかむことができるようになります。
記憶力も発達し、耳も以前より聞こえるようになっているので大声を出したり夫婦喧嘩をしたりすることは厳禁です。
妊娠21週目のママのようす
出産まであと半分 心臓の動きも活発に
妊娠生活もちょうど折り返し地点に達しました。
予定日まであと半分です。
妊娠を維持するため、心臓が普段より早く動いているのを感じるかもしれません。
消えない妊娠線に注意!
赤ちゃんの成長によってさらにお腹が膨らみ、ホルモンの影響で胸が膨らみます。
そのため、妊娠線ができやすく注意が必要です。
妊娠線は出産後に消えないので保湿が大事。
妊娠線クリームを使って、妊娠線の予防をしっかりとしましょう。
身体バランスが崩れ、転びやすくなります。外出時には注意して!
赤ちゃんの成長によってママの身体のバランスが変わり、重心もずれるので転倒などには注意してください。
腰痛が酷くなることもあるので、重いものを長時間持つのは避けましょう。
便秘や痔には食物繊維を
便秘や痔の症状に悩まされる人も少なくないはず。
食物繊維をしっかりとれるような食事をするのが好ましいですね。
次の記事では、管理栄養士さんが、妊娠中の便秘予防法を書いているので、よかったら参考にしてくださいね。
鉄分も忘れずに
また、貧血だと診断された人は食事でしっかりと鉄分補給をしてください。
一方で血糖値の低さが原因で立ちくらみが起こることも。
手軽に食べられるものを持ち歩いて、こまめに口にするのが良いです。
たんぱく質の過剰摂取を避けると、足がつったり、足首や足の甲が腫れたりするのを予防できます。
次の記事では、管理栄養士さんが、妊娠中に、食事で鉄分をとる方法を書いているので、よかったら参考にしてくださいね。
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