妊娠24週目の赤ちゃんとママの様子は？

この時期になると、赤ちゃんがお腹の外の音に敏感に反応するようになります。
例えばお皿を割ったら、その音に赤ちゃんが驚いてお腹の中で飛び跳ねることがあるでしょう。

また、毛細血管が作られるようになります。
毛細血管はとても細く、体のすみずみまで酸素や栄養をいきわたらせる働きがあります。
さらに、肺の中の血管もできてきます。

24週目から、赤ちゃんが最も活発に動く時期に。
そのため、生まれた時よりもこの時期のほうが握力が強いのです。

赤ちゃんの鼻の穴が開き始めます。
生まれた後、これを使って呼吸をし始めます。

また、手足の爪が長くなっていきます。
歯茎の中にはすでに乳歯が完成し、さらにその奥には永久歯のもとができています。

手足がうずくような感覚がすることがあるかも。
そんなときは、姿勢を変えてみるといいかもしれません。

妊娠によってホルモンが増えると筋肉が緩みます。
そうすると、大きくなった子宮を筋肉で支えることができなくなり、負担が骨盤に直接かかるように。

これが腰痛の原因となるので、無理な姿勢や運動は避けましょう。

胃に食べ物が残っている感覚や、腸にガスがたまっている感覚があるかもしれません。
これは、妊娠によるホルモンの増加で腸の動きが鈍っていることが原因です。

いつもより消化に良い食事を食べるようにしましょう。

また、無性に水分がほしくなるときも。
そんな時は、アルコールやカフェインではなく、新鮮な水やビタミンCが多く含まれている飲み物を飲みましょう。

痔になる人もいるかもしれません。
痔の原因は便秘です。
たくさん水分をとり、野菜や果物を積極的にとることを心がければ、便秘を防ぐことができます。

次の記事では、管理栄養士さんが、妊娠中の食事についてアドバイスをしています。
よかったら参考にしてみてください。

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