妊娠8週目の赤ちゃんとママの様子は?
妊娠8週目の赤ちゃんの体はどうなるの?
エコー検査でわかる赤ちゃんの大きさ
妊娠8週目に入っても、赤ちゃんは成長していきます。
2日目には13~17㎜、5日目には16~18㎜まで成長し、約1gほどの大きさになります。
手足も動くように
週初めには、赤ちゃんが体や手足を自分で動かすことができるようになり、週の終わりごろには腕を伸ばしたり曲げたりできるようになります。
ただ、妊娠8週目だと、まだ胎動を実感できるわけではありません。
赤ちゃんが小さすぎて、動きがママのお腹には伝わらないからです。
ママは赤ちゃんが動いていることを実感するのは、もう少し先ですね。
顔のパーツは少しずつ作られている
また顔に関しては、それぞれのパーツが作られている最中です。
鼻は徐々に形がわかるようになり、目にはまぶたができます。
妊娠8週目のママの体はどうなるの?
流産だとわかる症状というのは、実はほとんどありません
この時期、多くのママが流産を心配すると思います。
出血や腹痛があると、どうしても神経質になってしまいますよね。
でも、ほとんどの流産は外見からわかる症状で判断できず、医師にエコー検査と心拍確認をしてもらわないとわかりません。
また、この時期の流産は、ママに原因があることはほとんどなくて、受精卵の染色体異常が原因になります。
心配な場合は、一人で悩まず、必ず産院で診てもらいましょう。
妊娠8週目くらいから、静脈瘤ができることも
この時期になると、ふくらはぎや太ももの血管に静脈瘤(じょうみゃくりゅう)ができることがあります。
静脈瘤は、血管がプクっと膨らんだり、血管付近の皮膚に青いあざができたように見えたりする症状です。
妊娠中の静脈瘤は、妊娠中に体重が増えて、足の血管に負荷がかかることで生じます。
いわゆる「むくみ」の原因と同じですね。
でも、寝るときに足を高いしてみたり、軽く運動することを意識することで、ある程度の軽減は可能です。
貧血や乳房の変化も
妊娠8週目あたりから、ママはだんだんと血液量が増えてきます。
なぜなら、ママは赤ちゃんに栄養を血液で運ぶので、その分普段よりも多くの血液を生成する必要があるからです。
ただし、酸素を運ぶ赤血球は増えません。
血液量が増えるだけなので、ママは貧血気味になりやすい時期です。
妊娠8週目からは貧血に注意しましょう。
また、さらに乳房に少し痛みが出たり、やわらかくなったり、重くなったりするママもいます。
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