妊娠33週目の赤ちゃんとママの様子
妊娠33週目の赤ちゃんのようす
目の開閉ができるようになります
赤ちゃんの起床時には目が開いて、寝ているときには目が閉じるようになります。
しかし、まだ瞳の色は青色のままで、最終的な色になるのは日光にさらされてから。
また、焦点を絞る力はまだまだありません。
赤ちゃんはすでに心を持っている!?
脳はまだ完成しておらず、体温調整なども完璧にできるわけではありません。
ただ、人間的な精神はすでに育っていて、いろいろなことを感じており、人間らしくなっているのです。
骨はほぼ完成しました
妊娠33週目になると、骨はほとんど出来上がります。
ただ、まだ柔らかいため曲がりやすい状態です。
妊娠33週目のママのようす
出産に向けて心の準備を始める時期です
お腹の中の赤ちゃんは今生まれても生きられる状態になっています。
いつ出産してもおかしくないと心の準備をしておきましょう。
高齢出産の場合は、切迫早産のリスクが高いケースもあるので、産院の先生の指示に従って、毎日を過ごしてくださいね。
赤ちゃんとアレルギーの関係
妊娠33週目にもなると、赤ちゃんはママからもらう免疫以外に自分で免疫反応ができるようになります。
もし、今生まれてもほとんどの病気に耐えられる力を持っています。
ただ、アレルギーを持つ方は胎児に移る可能性を少しでも低くするため、アレルギー源となるものには触れないようにしましょう。
低血圧に気を付けましょう
この週で血液の量が増えるため、体重も1~2㎏増えます。
血圧が安定せず、低血圧気味になり、立ちくらみや頭痛を感じる人もいます。
つらい妊娠陣痛
妊娠33週くらいになると、妊娠陣痛を経験するママが増えます。
妊娠陣痛とは、陣痛の練習のようなものです。
練習とはいえ痛みは本格的で、鬱になってしまうママも増えてきます。
ただ、この痛みを経験しておけば焦らずに対処できるようになるのでとても大事な症状です。
手根管症候群に注意
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)は手の神経が圧迫される事で起こる手の痺れや痛みをさします。
妊娠中や更年期の女性に多く、原因はまだ良く分かっていません。
ギプスやサポーターを使用して手首を動かさないようしたり、ビタミン剤を服用したりすると緩和されます。
産後にはこの症状は回復するので心配しなくても大丈夫です。
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