妊娠26週目の赤ちゃんとママの様子は？

肺がどんどん発達してきた結果、肺呼吸が可能になります。
今まではママの胎盤から酸素をもらっていましたが、今週から自分の力で酸素を取り入れることができるようになったのです。

また脳も急成長し、脳波は生まれてくるときと同等の働きをするように。
さらに、目に見えるものと耳で聞こえる音の情報を処理できるようになり始めます。

この時期のママは、妊娠前より500kcal多くエネルギーを摂取する必要があります。

妊娠前の成人女性の必要エネルギー量は1日およそ2100kcalと言われています。
ですから、妊娠中のママの場合は1日に2600kcal摂ることを心がけましょう。

ちなみに、2600kcalはご飯2杯弱と1汁3菜が目安です。

妊娠26週目にもなってくると、赤ちゃんが大きくなるため、お腹にぶつかる力がだんだんと強くなってきます。

この頃は、2時間に約10回くらいお腹を蹴るようになってきます。

赤ちゃんは午後7時～10時くらいの間に活発になるので、この時間帯に数えてみましょう。

また赤ちゃんの成長に伴い、子宮が大きくなります。
子宮が大きくなると、横隔膜（おうかくまく）が圧迫されてしまいます。

横隔膜は呼吸の時に動くので、圧迫されると息がしにくくなります。
そのため、少しの運動でもすぐに息が上がるようになるでしょう。