保湿薬のヒルドイドは妊娠線の予防に使いやすいですか?

「妊娠中にお腹が痒くなって、産婦人科に行ったらヒルドイドを処方されました」
という話を聞いたことがあります。

ヒルドイドは妊娠線予防のためというより、皮膚科などで、肌の保湿全般に処方される医薬品なんです。

でも、だからこそお腹の中にいる赤ちゃんへの安全性は大丈夫なのでしょうか。
さらに、妊娠線予防にも効果があるのか調べてみました。

ヒルドイドは病院に行かないともらえないので、もっと早く妊娠線クリームが知りたい!という人はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。

ヒルドイドの成分とは

ヒルドイドの主成分はヘパリン類似物質というものです。
ヘパリンとは肝臓で作られ、私たちの体内に広く存在しているんです。

ヒアルロン酸などと同じ「ムコ多糖類(むこたとうるい)」と呼ばれるグループのうちの1つ。
細胞と細胞の間の水分を保つ働きや、血行促進、血が固まるのを防ぎます。
なので、保湿や、しもやけ、傷の修復に50年以上前から使われているのです。

また、医師が処方してくれるので、保険3割負担で、200~300円で購入できるようです。
ヒルドイドは、ソフト軟膏の他にローションやクリームもあります。

こちらの成分は「ローション」です。

こちらは「クリーム」の成分です。





ヒルドイドは妊娠線に効果があるの?

ヒルドイドは、高保湿や血行促進、抗炎症を必要としている症状に使われています。

妊娠線ケアに必要な高保湿の継続作用

ヒルドイドは高い保湿力があり、保湿された状態を長く継続します。
また、肌を柔らかくする作用も有りますので、妊娠線ケアには適しているとのこと。

ヒアルロン酸入りなどのスキンケア商品と使っても相乗効果があるようです。

血行促進でより新陳代謝を

ヒルドイドは血流を促進してくれるので、肌の新陳代謝には効果があります。
妊娠線ができてしまった肌に使っても、肌の新陳代謝を活発にすることでより良い効果が望めるようです。

抗炎症作用で帝王切開のような傷跡にも

ヒルドイドは、帝王切開のような傷跡にも使われています。
傷口が化膿した場合は、専門医の診断に従って使用下さい。

ヒルドイド使用時の安全性と注意点

ヒルドイドの安全性は赤ちゃんやお年寄りまで使えるところ

ヒルドイドを使用した場合の胎児への安全性は、問題はないようです。
ヒルドイドをぬった場合に、その成分が届くのは血管の血栓まで、胎児までは届かないようです。

メーカー側からの副作用の調査では、ヒルドイド使用者の0.93%に副作用(赤みや発疹)はあったとのこと。
その原因はヘパリン類似物質の他の添加物によるものが多いのではないかという事です。

病院に行かないと、もらえないヒルドイド

ヒルドイドは、妊娠中も保湿剤として安心して使えるもののようです。

ただ、出血している部分や、血友病の人などは使わないほうが良いです。
また、残念ながら病院で処方してもらわないと手に入らないお薬なので、妊娠線のためだけに病院に行くのも手間です。
そして、赤みや発疹が出るかもしれない、添加物も気になりませんか。

そんな人には妊娠線に効く、と言われる成分が入ったクリームを家にいながら注文できる専用クリームを選択するという方法もありますよ。

妊娠線予防のクリームやオイル、これ全部試してみました!

表面への潤いだけではなく、真皮まで働きかける成分が入っているもの。
香りが良くて、マッサージしやすいオイルなどなど。

妊娠線クリームやオイルの記事が沢山あるので、是非参考にしてみて下さいね。

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