正中線と妊娠線は何が違う?正しく知って正しく対策!
妊娠して気が付くと、お腹の真ん中に縦に1本線・・・
これは正中線なの?妊娠線なの?
そう思ったことありませんか?
考えてみると、正中線と妊娠線の違いってわかりずらいですよね!
お腹に線を作りたくない。
将来子供と一緒にお風呂に入った時に、子供が怖がらないようにお腹のケアをしたい。
そんな風に思っていたら、正中線と妊娠線の違いを理解してしっかりと対策を立ててみましょう。
正中線とは
正中線は産まれた時から?
ほとんどの人が、正中線が妊娠によって出来ると思っているようですね。
でも、正中線は妊娠や性別に関係なく、産まれた時から男女共にあるものです。
正中線は、胎児の時の細胞分裂のな残りとのこと。
その名残りは、あごの下の割れ目や、鼻の下の線も同じです。
妊娠してから正中線は目立ってくる
妊娠5ヶ月目位から、正中線が目立つようになる人が多いようです。
正中線の目立ち具合には個人差がありますので、妊娠4ヶ月目位の人もいれば、妊娠後期から薄っすらと目立ってくる人もいるようです。
正中線が目立ってくる原因はホルモンバランスの変化
ではなぜ、正中線が目立ってくるのでしょうか?
その理由は、ホルモンバランスの変化なんです。
メラニン色素が蓄積するようになり、色素沈着で正中線がより目立ってくる訳です。
正中線の色は、茶色っぽかったり黒っぽかったりと見た目は様々ですが、お腹周りの産毛も同じように濃くなります。
正中線が目立ってくるのは、妊娠中にシミがソバカスが増えるのと同じ事ですね。
正中線と妊娠線の違い
正中線の特徴|お腹中央に縦に1本できる腺
正中線は、お腹の中央に縦に1本出来る線です。
正中線の長さは、胸の下から恥骨辺りまでや、おへその下から出来る場合など様々。
痒みや痛みはなく、皮膚に凹凸はありません。
元々は、正中線は妊娠する前からある線ですので、産後ホルモンの状態が元に戻れば、徐々に薄くなり自然に目立たなくなっていきます。
妊娠線の特徴|お腹だけに限らず複数出来る皮膚の肉割れ
これに対して妊娠線は、お腹が急激に出てきた時におきる皮膚の裂け目です。
触れると凹凸があり、痒みや痛みが出る時もあるとのこと。
皮膚が薄くなって血管が見えるため、赤みがかっている人もいるようです。
一度妊娠線がでてしまうと、薄くなることはあっても無くなることはないようです。
妊娠線は、お腹にできるだけでなく、乳房周りや太もも、お尻などにでることも。
お腹が急激に出てくる妊娠5~7ヶ月目に多くの人がでてくるようです。
早い人では、妊娠4ヶ月目からでる人もいるらしいです。
正中線はいつ消えるの?
正中線の黒ずみは産後、自然に薄くなる
正中線は、時間と共にホルモンバランスが元に戻っていき、産後半年~1年位経ったら薄くなり気にならなくなってくる人もいるようです。
妊娠中はっきりでてしまった正中線は、産後いずれ目立たなくなるものですから、あまり心配しないで下さいね。
消えるのに時間がかかる場合もあります
正中線が、産後何年も経っても消えない場合もあるんです。
そんな時、レーザー治療などで消す方法もあるとのこと。
レーザー治療は、保険治療が効かない為、高額になってしまうかもしれないのでできれば避けたいですね。
少しでも早く消すためにはケアも大切
正中線を早く消したい時は、妊娠線用のクリームや正中線用のクリームで、軽いマッサージをしながらぬるとよいようです。
クリームの保湿が、細胞の新陳代謝を促し、メラニン色素を追い出してくれるとのこと。
それによって、古い角質が剥がれていくのです。
クリームは、毎日朝と夜、お風呂上りに1日2回ぬることをオススメします。
またビタミンCの補給は、抗酸化作用があり、肌の新陳代謝を活性化してくれるようです。
それから、難しいかもしれませんが、十分な睡眠をとる事です。
睡眠のゴールデンタイム22~2時はしっかり眠った方が肌には良いようですね。
妊娠線の原因と予防(戻る)