妊娠中の旅行のポイントは?時期と準備に注意して!

赤ちゃんが生まれたら、子育てに追われる毎日が待っています。
そうなると、なかなか旅行に行く機会は訪れないかもしれません。
だから今のうちに、パパと2人で旅行に行きたいって思ったことはありませんか?

ここでは妊娠中の旅行はどのタイミングがベストなのか、旅行中に気を付けることはどんなことかなどについて書いていきます。


なお、妊娠中の旅行について、体験談を読みたい人は以下の記事をどうぞ。

妊娠中の旅行はいつからいつまで?

妊娠初期(~15週)での旅行はリスクが高い

妊娠初期の旅行はリスクが高いので、やめたほうがいいでしょう。
なぜならこの時期にはまだ胎盤が安定しておらず、流産の可能性が高いからです。

妊娠中期に入るまでは、自宅で安静にしていましょう。

妊娠中の旅行は妊娠中期(16~27週)が最適!

この時期になると胎盤が完成するので、赤ちゃんが大きくなるための準備が整います。
そのため、流産や早産といったトラブルの可能性が低くなります。

また妊娠後期と比べてお腹もそれほど大きくなく、ママの負担が少ないです。

なので、妊娠中に旅行をするのであれば妊娠中期がベストと言えますね。

妊娠後期(28週~出産)での旅行は、ママがとても疲れます

妊娠後期では、赤ちゃんの状態はとても安定しています。
しかしおなかがかなり大きくなっているので、ママにとっては移動がとても負担になります。

また時期が遅くなればなるほど、出産の可能性が高まります。
旅行には行かずに、安静にしているほうがよいです。





妊娠中の旅行ではどんなことに気を付けたらいいの?

妊娠中期では流産や早産のリスクが低くなりますが、0%になるわけではありません。
旅行をする際にはママは無理をせず、慎重に行動することが肝心です。

妊娠中の旅行の計画はゆったりとしたスケジュールで

妊娠中の旅行の計画は、普段の旅行の計画よりもゆったりとした計画を立てましょう。

タイトな移動スケジュールだと、ママの体に負担がかかってしまいます。
休憩が少なくとも2時間に1回はあるといいです。

また、旅行先の病院や産婦人科の住所をチェックしておきましょう。
ママに何かあった場合、すぐに医師の診察を受けられる準備が大切です。

移動はママの負担にならないように

移動中はまず、重い荷物は持たないようにしましょう。
重い荷物を持つと、お腹に力が入って赤ちゃんに悪影響です。

ですからママに負担をかけないために、車での移動をオススメします。
荷物を持つ必要がありません。
さらに、他人と空間を共有する必要がないので、よりリラックスできます。

また、宅配便を利用して荷物を宿泊先に送るのもよいでしょう。

食事や飲み物は普段よりも気を遣ってください

妊娠中にママが口に入れるものは赤ちゃんにも届きます。
そのため、旅行中も食事や飲み物に気を付ける必要があります。

特に海外での旅行の時は、食事や飲み物に注意しましょう。

日本の水道水は安心して飲むことができます。
しかし、世界的にみるとそのような国はごくわずかです。
多少お金がかかっても、安全のためにミネラルウォーターを買って飲むとよいです。

また食事に関しても、生ものは食中毒の原因になるので、きちんと加熱処理をしたものを口にしましょう。

ママのお腹はしっかりと温めましょう

お腹が冷えると、ママにとっても赤ちゃんにとってもよくありません。

夏場の車や新幹線、飛行機のクーラーはとても冷えますよね。
なので冬場はもちろん、夏場でもブランケットを用意するとよいでしょう。

それぞれの旅行先の注意点は…

ママや赤ちゃんのことを考えると、長距離の移動や体に負担のかかる施設で遊ぶことは避けたほうがいいです。
ですから、妊娠中の旅行は、国内でのんびりできる場所で過ごすとよいでしょう。

以下の場所での旅行は注意が必要です。

海外旅行はとてもリスクが高い

海外旅行は、妊娠中に行く場合はとてもリスクが高いと言えます。

まず飛行機での長時間の移動のため、揺れや気圧の変化などでママの体への負担が大きいです。
また食習慣や生活習慣の違いがママにとってストレスになる可能性もあります。

さらに海外旅行中に出産となった場合、その国の保険に入っていないと出産費用が百万円以上になる可能性があります。

テーマパークや海水浴は、ママや赤ちゃんにとって悪い影響も

テーマパーク

ジェットコースターなどの揺れの激しいものは、ママのお腹に強い衝撃が加わるので絶対に避けましょう。

また長時間立ちっぱなしで並んでいると、ストレスや足腰への負担でママがつらい思いをします。

アトラクションの少ない落ち着いたテーマパークでゆったりと過ごすのがオススメです。

海水浴

海水は細菌が繁殖していることもあり、膣内の炎症の原因になる可能性があります。
また海水に長い時間入っているとお腹が冷えてしまい、赤ちゃんにとって良くありません。

また妊娠中はシミができやすくなっているので、日光にもあまり当たらないほうがよいでしょう。

海の近くに旅行に行く場合は、朝方か夜に海辺を散歩するのが良いです。

妊娠中の旅行ではどんなものを持っていくといいの?

母子手帳・保険証は必需品です

妊娠中の旅行では、必ず母子手帳と保険証を持っていきましょう。
旅行の前に、主治医に母子手帳の必要事項を記入してもらうことも忘れずに。

そうすれば、旅行先でママの体調が悪くなったときに、旅行先でもスムーズに診察してもらえます。

妊娠中の体に必要なものはブランケットやタオル、パジャマなどです

そのほかに必要なものとしてはまず、ブランケットなどの羽織るものが挙げられます。
ママのお腹を温めることは赤ちゃんにとってとても大事なので、しっかりと準備しましょう。

また、妊娠中は汗をかきやすくなっています。
そのため、タオルや汗ふきシートなどを普段の旅行よりも多めに持っていくとよいです。

さらに、パジャマも必需品です。
宿泊所にはマタニティ用の浴衣やパジャマが置いてあることはほとんどないので、自分が普段使っているものを持っていきましょう。





旅行の話題が出たら、主治医に旅行に行ってよいか確認しましょう

旅行の計画を立てる前に、主治医に旅行に行ってよいか聞いてみましょう。

旅行の計画ができて予約等を済ませてから主治医に確認をすると、仮にNGが出た時にキャンセル料などがとられてしまうかもしれません。

そのため、旅行に行きたいという話がパパとママの間で出た段階で主治医に確認してください。

たしかに、主治医に尋ねるのは気がひけたり、NGを出されたらいやだと思ったりする人もいるでしょう。

しかし主治医に黙って旅行に行っても、結局不安になって旅行を楽しむことができないと思います。

ですから、主治医に旅行に行っていいかしっかりと相談するべきですね。

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