妊婦さんの外出には危険も。注意したいポイントは?

「妊娠中はストレスがたまるからどこか行きたい!」と思ったことはありませんか?
同時に、「外出は赤ちゃんによくないのかも…」と考えて迷ったことはありませんか?

妊婦さんになったら、基本的に安静にしていたほうが良いようですね。
しかし、そればかりだと気が滅入ってしまいます。

この記事では妊娠中の外出がいつまで、どこまでなら良いのかや、外出中に気を付けることなどを書いていきます。


妊娠中の外出についての体験記を読みたい人は、以下の記事をクリックしてみてください。


妊婦の外出はいつまで大丈夫?

臨月(37週)を迎えるまではママの外出はOKです。
臨月を迎えてからは、外出はできるだけ控えましょう。

しかし体調が良くて近場なら、臨月を迎えていても外出して大丈夫です。





妊婦の外出はどこまでなら大丈夫?

妊婦さんになったら、あまり遠出はせずに、近場に散歩に行くくらいの運動がベターです。

また、以下のような場合は注意が必要です。

買い物では、荷物をあまり持たないように!

妊娠中は子宮の重さによって腰に大きな負担がかかっているので、腰痛が起こりやすいです。
なので買い物をする際は、あまり重い荷物を持たないようにしましょう。

ビニール袋の持ち運びは、片手で3キロ(2ℓペットボトル6本)以内に収めるのがベターです。
また、段ボールのような持ち運びの際に腰に負担がかかる荷物は持たないようにしましょう。

最後に、軽い買い物であっても、臨月を迎えてからは控えましょう。

旅行に行くのは妊娠中期にしましょう

泊まりの旅行をする場合は、旅行の前に医師に相談をしましょう。
また一般的に、旅行は安定期にあたる妊娠中期(16~27週)に行くのがオススメです。

旅行に行く時は、宿泊先の病院の住所を調べるなど、万全の準備をしてから行くようにしましょう。

妊婦が外出するときは、交通手段をよく考えましょう

外出するときはパパに車を運転してもらいましょう

妊婦が運転をしてはいけないという決まりはありません。

ただし体調があまり良くない日には、運転しないようにしましょう。
また妊娠中は急にねむくなったり、ぼーっとしたりしやすいので、注意が必要です。

だから、妊娠中はパパが運転する車に乗るのがベスト。
パパが運転する場合は、プライベートな空間なのでリラックスしやすいです。

満員電車には乗らないで!

電車を利用して移動するときは、満員電車には乗らないようにしましょう。
お腹に衝撃が来やすいので、赤ちゃんにとってとても危険です。

通勤時間帯を避け、昼から夕方にかけて電車に乗るようにしてください。

飛行機はとてもリスクが高いです

飛行機は、お腹への衝撃や揺れが強いこと、体調が悪くなってもすぐに降りれないことから最もリスクの高い交通手段です。
なので、できるだけ飛行機は使わないようにしましょう。

妊婦が外出するときに持っておくべきもの

母子手帳や携帯電話、医師から処方された薬は絶対に忘れないようにしましょう。

また、そのほかにも持って外出したほうがいいものがあります

母子手帳は万が一の時に大切

母子手帳は、外出先で体調が悪くなった時に必要です。
救急隊員や病院の医師がママの状態を素早く把握できるので、スムーズに処置してもらえます。

携帯電話は緊急の連絡に

携帯電話も母子手帳と同じく、体調が悪くなったときに不可欠です。
救急車やタクシーを呼んで、すぐ病院に行けます。

タクシーの運転手に住所を伝えるために、外出前にかかりつけの病院の住所をメモしておきましょう。

薬は常に持ち歩きましょう

医師から処方された薬は、外出先でも忘れずに飲みましょう。
日頃からポーチなどに薬をまとめておくと便利です。

お腹を温めることを忘れずに

妊娠中のママの体は、しっかりと温めないといけません。

ママの体がクーラーで冷えないように、カーディガンなどの上着を夏場でも持っていきましょう。
また足元が冷える時のために、ブランケットも持っていくとよいでしょう。

飲み物はこまめに飲みましょう

妊娠中は夏場だけでなく冬場でものどが渇きます。
そのため、こまめに水分補給をしましょう。

柑橘系の飲み物は普段はさわやかな気分になりますが、妊娠中はかえって気分が悪くなることがあります。
また、アルコールやカフェインの摂取も妊娠中は避けましょう。

なので、ミネラルウォーターか麦茶を飲むのがよいです。

マタニティマークは妊娠初期の人に大切

マタニティマークは、妊娠初期の人はできるだけ着けていきましょう。
マタニティマークは、周囲の人に「妊娠中であること」を分かってもらうために着けるもの。

妊娠初期は外見からでは妊娠しているかどうかわかりずらいので、妊娠初期の人は着けていると何かあった時に安心です。

例えばママが倒れてしまって救急車を呼んだ時、マタニティーマークを着けていれば救急隊員に妊娠中であることを分かってもらえます。
そうすると、その後の処置がスムーズに進むのです。





妊娠中の外出で気を付けること

お手洗いは我慢せず休憩ごとに行きましょう

子宮が大きくなるとともに膀胱が圧迫されるので、お手洗いが近くなります。
定期的にお手洗いに行くことを心がけてください。

妊娠中は足元に注意

お腹が大きくなってくると、足元が見えにくくなって転びやすくなります。
そうなると危険なのが階段やエスカレーターの上り下り。

階段を利用するときは手すりを使って慎重に上り下りしてください。
エスカレーターの場合は立ち止まったままでゆっくり利用しましょう。

靴は歩きやすく滑らないものを

妊娠中はお腹が大きくなり、バランスが崩れやすくなっています。
また足元が見えにくいので、転倒しやすいです。

ですから、ハイヒールのような歩きにくい靴は履かないようにしましょう。
しかし歩きやすいからと言って、サンダルを履くと今度は滑りやすくなるのでこれも避けてください。

妊娠中の外出時は、スニーカーのような歩きやすく滑りにくい靴で行くようにしましょう。

雨の日や極端な気温の時は外出しないように

妊娠中に外出するときは、気候に気を付けてください。
暑すぎる日は気分が悪くなりますし、逆に寒すぎると体が冷えてしまってよくありません。

また、雨や雪の日は転倒のリスクが高まるので外出は控えましょう。

体調だけでなく、気候にも注意して外出してくださいね。

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