妊娠38週目の赤ちゃんとママの様子は?

妊娠38週目の赤ちゃんのようす

肌が生まれてくるときの状態とほぼ同じくらいに

medical accurate 3d illustration of a fetus week 38

この時期の赤ちゃんは体重約2700~3200g、身長が50センチ弱になっています。
体重2500g以上で成熟児とみなされるので、この時期はほとんどの赤ちゃんが成熟児になっているはずです。

皮膚がさらに厚くなり、赤みやピンクがかった白色から、白や青みがかったピンクに。
脂肪分も厚くなるので筋肉や血管が見えなくなります。

胎脂や産毛がほとんど消えます

この時期の赤ちゃんは胎脂がなくなっていきます。
そして毎日約14gの皮下脂肪や内臓脂肪をつけています。

また、体に生えていた産毛がなくなってきます。

なくなった胎脂や産毛は、胎便として赤ちゃんの中に蓄積。
胎便には赤ちゃんが飲んだ羊水や腸液も含まれていて、出産と同時に濁った緑色の便として排泄されます。

手の爪がしっかりと生えそろいます

へその緒の長さが60センチくらいなり、ママから赤ちゃんへ毎日約300mlの液体を送っています。
また、手の爪が指の先からはみ出てしまうくらい長くなっています。





妊娠38週目のママのようす

体のバランスがとりにくくなっています

妊娠で鍛えられた子宮の筋肉は1㎏以上もの重さに。
子宮が重くなったり、赤ちゃんが頭を産道側に固定したりしているので、どうしてもママの重心が前になります。

なので転倒には気を付けましょう。
また恥骨や腰、お尻、股関節などに違和感や痛みを感じることが多くなります。

夜にしっかりと眠ることが難しいかも

この時期は寝つきが悪くなり眠りが浅くなる人も。
原因としては、身体面と精神面の両方が挙げられます。

身体面では赤ちゃんのキックで目が覚めたり、お腹の張りで寝付きにくかったりするでしょう。
精神面では出産に対する不安や心配におそわれることで、眠れなくなるかもしれません。

マッサージをしてむくみを抑えましょう

臨月を迎えると血液の量が約1.5倍ほどになります。
それに加えてどうしても運動不足になりがちなので、とてもむくみやすい体になっています。

定期的にマッサージをして血行をよくしましょう。

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