まるで精神修行のような道のり・・高齢出産体験 byまゆ(出産時年齢;37歳)


ハンドル名:まゆ
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27歳で結婚。その後9年間子供のいない生活で、夫婦共働きの日々を送る。その間特に不妊治療に
通う事はなかったものの、生理不順や冷えに悩まされていた為、基礎体温を付けて自分の身体と
真面目に向き合おうと決意した矢先に子供を授かりました。
今では、そのタイミングで妊娠できた事に感謝しつつ仕事と育児に励む毎日です。


結婚9年目、36歳の時に妊娠。妊娠初期は体重増加に悩まされます

高齢出産体験レポート・・、それは精神修行の道のりだった。

私は、結婚して9年目の36歳の時に妊娠が分かりました。
元々生理不順ではありましたが、いつもより2週間程生理が遅れていたことと、肌荒れも普段より少しひどいな、なと思い何となく気になったので、産婦人科を受診すると妊娠2ヶ月との診断でした。

妊娠初期(3ヵ月~4ヶ月)。
幸いつわりの症状もなく、空腹時や食事時も急な吐き気や嘔吐といった苦痛に悩むこともなかったので、想像していたよりも快適に過ごせました。

続けていた栄養士の仕事も一旦辞めて、家でゆったり過ごすごとにしました。
外出は、安定期に入るまでは遠方への旅行は控えて近場に出掛ける程度にセーブしていました。

仕事も辞めて行動半径も狭まったからか、この頃から徐々に体重も増えてしまい、初回の妊婦健診から+4キロの時には医者から”体重注意”の忠告がでました。





妊娠初期の食事は基本的に和食中心。葉酸サプリも初期から気を付けて飲みました。

食事面では、妊娠前は牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品も普通に食べていましたが、乳製品は身体を冷やすという観念があったので、牛乳を豆乳に変えたりグラタンやピザなどチーズを使う献立を省くなどして、和食中心のあっさりした食事を目指しました。

その様な日々の中でも、何故か不思議とハンバーグやオムライスなど子供が好きそうな洋食メニューや、シュガーのたっぷりかかったドーナツなど見るからにカロリーの高そうなものが無性に食べたくなったりして、時には自分を甘やかして外食もしていました。

そんな行動に比例して当然妊婦体重も確実に増加する一方でした。
同時に、外食メニューなどの味の濃い食事は塩分濃度も高いので、自然と身体のむくみも誘発していました。

葉酸サプリは、妊娠初期に雑誌の記事で胎児形成をサポートすることが書いてあるのを見たので、早速購入して初期の頃に重点的によく飲んでいました。

安定期に入ったらマタニティスイミングに。妊娠7ヶ月以降は貧血予防の食事内容へ改善

妊娠5ヶ月を過ぎ、安定期に入ったところで戌の日を選んで安産祈願に行って来ました。
この頃は、自宅近くのスイミングクラブでマタニティーコースもある事を知り、週に2回通っていました。
夏の暑い中、水中でリラックスしながら運動不足も少しは解消されていたと思います。

今思えばこの頃はお腹も差ほど大きくなく、身体も適度に融通がきくので、気軽に外出しながら気分転換もできて、妊婦生活の中でも一番楽しい時期でした。

妊娠6ヶ月。
まだこの頃は浮腫は出ていませんでしたが、体重は妊婦健診に行く度に確実に増えており、遂に6キロ増。
前回の妊婦健診でも忠告を受けており、自分でも「増加のペースが早すぎる、まずいな。」と思い始めました。

やはり洋食等の高カロリーな食事は極力控えるようにし、和食中心の献立に仕向けていきました。
加えて、消費カロリーアップの為にも早朝に家の周辺のウォーキングに行ったりしていました。

妊娠7ヶ月。
体重は更にに増え続け、7.5キロ増。
加えて血色素量も11.1g/㎗との結果により、貧血気味との診断を受けたので、鉄分、ビタミンも意識して沢山摂るように食事内容も改善するようにしました。

妊娠後期はむくみと体重が増加に悩まされます。健診で体重管理をきつく指摘されました

 

妊娠8ヶ月。
遂に体重10キロ増!
まだ浮腫、尿蛋白、尿糖などの症状は見られないが、妊娠中毒症にならないか頭の片隅でわずかながら不安でした。

妊娠9ヶ月
体重11キロ増。
体重が着々と増える中、遂に浮腫の症状も表れて、妊婦健診の医師の触診でもふくらはぎにくっきり跡がつく程でした。
これを少しでも防ぐには、やはり減塩生活第一と言われました。食事は、味噌汁や煮物の汁などは全部は飲まずに残すようにとの忠告も受けました。

妊娠10ヶ月。
出産予定日約一ヶ月前に、里帰り出産の為実家に帰りました。
最高体重12.5キロ増!
妊婦健診で、医師からこれ以上増え続けると、産道から赤ちゃんが外に出るのが困難になるから、体重管理には真剣に取り組むように、と注意を受けました。

出産直前までは、むくみ解消のためにウォーキングやヨガをして過ごしました

 

浮腫は健診に行く度に出ており、一向に取れる事がなく外出時に歩いていても足がかなりむくんでいるのが分かる程でした。
そしてお腹も急激に前に突き出してきて、就寝時も仰向けで寝られる状態ではなくいつも身体を斜めに倒して寝ていました。

実家の近所をウォーキングしてみたり、マタニティーヨガのDVDを見ながら、妊婦にもできるポーズで気休めをしたりして出産直前の日々を過ごしていました。
出産当日は、陣痛促進剤を投与するまでに至りましたが、何とか無事に出産できました。

産後は足や歯茎までむくみが・・。抜け毛や妊娠線にも悩まされました

 

産後は、栄養分を一気に消耗したからか、シャンプー後の抜け毛がいつもよりも多くて驚きました。
産前にひどかったふくらはぎから足にかけてのむくみは、産後すぐには取れず暫くの間、靴下の跡がくっきりついてしまう状態でした。

おまけに歯茎までむくみの症状が出たのか、虫歯でもないのに奥歯の辺りがみしみしと痛んだので見てみると、歯茎がパンパンに腫れた状態が2週間程続いていました。

妊娠線は、誰もが口を揃えて「後で跡に残らないように、クリームを念入りに塗っておいた方がよい。」と言っていたので、私も購入はしていましたが、産前は塗ったり塗らなかったりでムラがあり、産後は育児に追われる中殆ど塗らずにサボっていました。

その後、妊娠線と思われるものが下腹の辺りに出ていたので慌ててすり込むように塗っていました。
やはり妊娠線対策も、出てきてからではなく早めにケアをしっかりされることをオススメします。





これからは上手に周囲の力を借りて、母として余裕をもって育児を楽しみたい

 

私にとって、これらの妊娠、出産体験は正に精神修行の道のりでした。

でもこれほどまでに、自分の身体と密に向き合える期間もこれまで早々なかったので、むしろ数々の貴重な体験ができて本当によかったと思っています。

やはり、母である自分が周囲の力を上手に借りて、いつも心に少しでも余裕を持って子供に接してあげられる事が精神衛生上何よりも一番大切なことなのだ、と今振り返ってみても強く感ずる事です。
どうか皆様も楽しい妊婦、出産、育児ライフを過ごされますことを願っております。

                             まゆ(出産時年齢;37歳)

 

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