保育園の園長先生に伺いました(2) 〜保育園との接し方〜
前回に続き、クオリスキッズ くがはら保育園の園長 上條奈緒先生にお話を伺いました。
今回伺ったのは、親が保育園とどのように関わっていったら良いのか?という点。
保育園は、色々なことをしてくれます。
親としてはとてもありがたいのですが、一方で、「保育園に任せっきりになっていないだろうか?」と不安になったことがあります。
また、疑問や不安があった時に、「先生にはどのように接したら良いのだろうか?」という点でも迷いがありました。
そこで今回は、保育園との接し方を中心にお話を伺いました。
クオリスキッズ くがはら保育園
園長 上條奈緒 先生
親の役割と保育園との関わり
私が子供を保育園に預けていた時に思ったことがあって・・・それは保育園との関わり方なんです。
うちの娘を預けた保育園では、年中行事もやってくれるし、知らず知らずのうちにトイレに一人でいけるようになっていたり・・・親が関わらなくても、どんどん成長するんですよね。
そうなると、親としては、ますます保育園に頼ってしまうというか・・・親としての責任を放棄してしまっているのではないか?とちょっと感じてしまったことがあります。
うちの娘を預けた保育園では、年中行事もやってくれるし、知らず知らずのうちにトイレに一人でいけるようになっていたり・・・親が関わらなくても、どんどん成長するんですよね。
そうなると、親としては、ますます保育園に頼ってしまうというか・・・親としての責任を放棄してしまっているのではないか?とちょっと感じてしまったことがあります。
—– 上条先生 —–
色々な保育園があるようですね。
保育園によって行事の種類は様々ですし、子供にどこまで何を教えるのか?も色々なタイプがあります。
ただ、おっしゃるように、親としての最低限のことは、子供に教えてあげたいですね。
色々な保育園があるようですね。
保育園によって行事の種類は様々ですし、子供にどこまで何を教えるのか?も色々なタイプがあります。
ただ、おっしゃるように、親としての最低限のことは、子供に教えてあげたいですね。
基本的な生活習慣を身につけさせるのはご両親のお仕事です。
- 子供が、朝、ちゃんと起きるようにしつける
- ご飯を食べさせる&食べ方を教える(箸の持ち方)
- 風呂に入れさせて寝かせる
- トイレトレーニング
といったことから始まり、年齢に応じて、色々なことを自分でできるようにすることが大事ですね。
また、愛情をもって迎えに来てあげることも大切です。
子供は、昼間、ご両親と離れて生活しています。
ですから、迎えに来た時には、満面の笑顔で、抱きしめてあげると良いですね。
保育園の先生への接し方は?
保育園の先生には、どんな風に接したら良いのだろうか?と悩んだことがあります。
色々と言いたいことやお願いしたいことがあっても、言葉にするとクレーマーみたいになりそうで・・・中々要望を言い切れなかった気がします。
色々と言いたいことやお願いしたいことがあっても、言葉にするとクレーマーみたいになりそうで・・・中々要望を言い切れなかった気がします。
—– 上条先生 —–
大切なのは、話す機会を多く設けることですね。
大切なのは、話す機会を多く設けることですね。
日頃から、先生と何気ないコミュニケーションを取っていると、何かあった時にも話がしやすいです。
でも、普段から何も話をしていないと、いざという時に、声をかけづらくなってしまいます。
その上で、疑問に思ったこと、不安に感じたことがあれば、保育園の先生にはどんどん聞いた方が良いです。
不安を抱えたまま通園させるのは辛いですからね。
それに、ご両親がどんなことを感じているのか?を知ることは、保育園の先生にとっても、有難いことなんですよ。
>>次回へ続く・・・