子供を抱えながら、二人目の妊娠・出産をどう乗り切ったか?
ハンドル名:きんちゃん
1975年生まれの、さそり座A型。夫と、2012年生まれ男の子と、2015年生まれの女の子との4人家族。
34歳で結婚し、不妊外来に通院後、36歳で妊娠、37歳で第一子出産。流産を経て自然妊娠し、39歳で第二子出産。
第1子出産後に産後うつに苦しみ、流産のショックからなかなか立ち直れない時期もありました。第2子妊娠時には切迫早産で3ヶ月間入院しました。
妊娠出産は奇跡の連続で、子どもがただ健康に元気でいることに感謝する日々です。とはいえ子どもへの接し方に毎日悩み、夫婦でぶつかることもしばしば。子どもの成長は家族の成長と思いながら、毎日奮闘しております。
つわりが酷く、夫を頼りに
二人目を産む時に、一番不安だったことが子育ての手が足りないことでした。
私も夫もそれぞれの親に頼ることができず、息子を産んだ後に産後うつにかかり、とても辛かったので、二人目の育児では特に産後うつを避けたいと強く思っていました。
妊娠初期はつわりがひどく、仕事以外はほとんど横になって過ごしていました。
息子は保育園にお世話になり、帰宅後は夫に相手をしてもらい、家事もほとんど夫にお任せでした。
安定期に入ると体調も良くなり、家族で出かけられるようになりました。
特に、息子との思い出をたくさん残したくて、大好きな電車に関わるお出かけをよくしていました。
夫婦ともに疲弊する毎日を奪回するためには
妊娠7ヶ月の時に切迫早産で、急に入院安静となってしまいました。
夫はイヤイヤ期の息子のお世話と仕事の両立で疲弊し、私は入院中にみるみる体力が落ち、息子に会えないストレスなどで情緒不安定になりました。
その際にソーシャルワーカーさんや保健師さんなどにも相談し、産後は母体の回復と夫婦の負担を減らすことを最優先することにし、夫婦で次のようなことを決めました。
- 息子をフルタイムで保育園に預ける
- 夫が育児休業する
- 無痛分娩にする
- 産後ケアセンターを利用する
3ヶ月間もの入院生活を経て、なんとか臨月までもちました。
無痛分娩のお陰で出産後も順調に体力が回復し、退院後は夫に頼り切って体を休ませてもらいました。
産後うつにはならず、育児が楽しい毎日に
夫がいて一番嬉しかったのは、辛い時に「辛い」と訴えたら、リアルタイムで聞いてもらえる状況でした。
また、産後ケアセンターでは休養しつつ、ベテラン助産師さんに二人育児のコツを教わり、頼りになるママ友たちと出会えました。
こうして体も心も安定して、産後の生活をスタートさせることができたためか、娘の育児は楽しくて、産後うつとは無縁で過ごすことができました。
一方で、息子はイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なり、接し方にとても苦労しました。
そんな時に、よく周りから言ってもらえたのが「後から取り返せるから」という言葉でした。
夫や私が二人育児に慣れてきた頃に、私と息子と2人きりの時間をもつようにしたり、幼稚園へ転園して先生やお友達との関わりが増えたりすると、息子の気持ちが急激に安定していきました。
もし、親に頼れたら、もっと早く解決できたのでは…と思ったこともありました。
ですが、焦って中途半端に対応するよりは、時間がかかっても万全な態勢を整えてから、向き合ったのが良かったのかな、と今では思います。