産後1ヶ月の過ごし方|出産前に知っておきたいスケジュール
産後1週間目の生活(入院中)
出産直後の1週間は、産院での入院生活になります。
この時期は、産院から赤ちゃんのお世話の仕方を教えてもらいながら、ママの体を回復させる期間になります。
詳しい過ごし方については、以下の記事を読んでください。
産後2週間目の生活(退院後 1週間目)
産後2週間目のママの体
この時期、悪露は褐色で、月経時と同じくらいの量です。
きちんとした悪露のケアが必要です。
お腹の皮膚はまだ、たるんでいますが、子宮は縮んできて、お腹の上から触ってもわからなくなります。
会陰切開・帝王切開の傷が気になって排便がすすまない場合は、便秘や痔になる人もいます。
体をやすめるのが最優先
退院して最初の週なので、授乳とおむつ替えに追われてしまいます。
慣れない仕事で疲れますから、赤ちゃんが寝たら、ママも横になって体を休めるのが基本。
夜中も授乳で寝不足になる分、昼寝もしっかりしましょう。
家事全般を家族に任せましょう。
無理をすると子宮回復に影響します。
退院してすぐですが、シャワー浴びて問題ありません。ただし、湯船はNG。
湯船に入れるのは、1ヶ月健診を受けて、医師からOKが出た後です。
2つのイベントを忘れずに
出生届けは、生まれた当日を含めて14日以内に提出しないとなりません。
産後、最初の1週間は入院していますから、この週に、出生届けを出すことになります。
お七夜
赤ちゃんが生まれて7日目のお祝いを「お七夜」と言います。
一般的には、この時に赤ちゃんの命名披露をすることが多いようですね。
産後3週間目の生活(退院後 2週間目)
産後3週間目のママの体
悪露が白くなって、量が減ってきます。
また、子宮が出産時の1/3まで縮みます。
この時期は、イライラしたり落ち込んだりしやすいので周りのサポートが大切です。
もし、この状態が2週間以上続いたら、産後うつの可能性があるので注意が必要。
産院の先生や自治体の支援センターなどに相談してみるのがベターです。
様子を見ながら、少しずつ生活リズムをつける
産後3週間目は、軽い家事を少しずつ始めてみても良いですが、疲れたら休むのが基本。
近所への買い物ができるケースもありますが、本格的な外出はまだ難しいです。
買い物は、宅配サービスを利用するか、パパの仕事にしましょう。
また、からだの抵抗力が落ちているので風邪に注意して下さいね。
産後4週間目の生活(退院後 3週間目)
産後4週間目のママの体
悪露が透明になってきて、量も減ります。
子宮は妊娠前の状態に近づいてきて、会陰切開した人は、座って会陰部が痛まなくなります。
普段の生活に近い状態になります
ママの外出や家事もほぼ可能になってきます。
回復が順調なら、少しずつ普段の生活に戻していきましょう。
ただし、赤ちゃんの外出はNG
また、力仕事、長時間の立ち仕事や外出を避けて下さいね。
産後5週間目の生活(退院後 4週間目)
産後5週間目のママの体
悪露は、おりもの程度になり、子宮も体力も元に戻ってきます。
会陰部・膣の傷も治り、ママの体がほぼ回復する時期です。
1ヶ月検診、お宮参りなどがあります
お産した産院で、1ヶ月健診を受けます。
1ヶ月健診は、ママの体の回復具合や赤ちゃんの健康状態をチェックするもの。
順調なら、普段の生活に戻って良いと言う許可が出ます。
湯船につかることや、セックスの許可が出るのもこの時です。
赤ちゃんのすこやかな成長を願うために、神社にお参りする「お宮参り」もこの頃。
また、里帰りしている人は、そろそろ帰宅する頃ですね。