お宮参りとは?|意味・内容・時期・服装・相場のまとめ
そんな、赤ちゃんの誕生を祝う大事な行事であるお宮参りについてまとめました。
姑さんや舅さんと上手く連携してスムーズに行えると良いですね。
費用の相場も気になるところです。
お宮参りってそもそも何?何をするの?
お宮参りの意味とは?
お宮参りとは、赤ちゃんの生まれて初めてのお祝いとなるものです。
赤ちゃんが生まれた土地の守り神である産土(うぶすな)神と赤ちゃんを対面させ、赤ちゃんの誕生を産土神に報告します。
これを通し、赤ちゃんの健康と無事を祈るという意味があります。
お宮参りでやること
大まかにまとめると神社へお参りし、写真撮影をし、お食事会をします。
お参りの際は、祈祷等をしてもらう場合もあります。
その場合は、初穂料を納めます。
5000円~10000円が相場ですね。
写真撮影は、記念として正装で撮られるのが一般的です。
お宮参り当日ではなく、都合のいい別日にする人も増えています。
お食事会は参列された方で楽しく食事をするもので、赤ちゃんのお披露目を兼ねて別会場でやることが多いようです。
お宮参りっていつするの?
お宮参りは一般的に男の子なら生後31日、32日・女の子なら32日、33日に行うのが良いとされています。
正式に日程が決まっている訳ではなく、地域や家庭によってこの日数は異なります。
赤ちゃんの体調等を踏まえ、都合の良い日にやるのが良いですね。
両家でしっかり話し合うと、いつやるかで揉めることは無くなるでしょう。
お宮参りの主導権は誰に?
お宮参りって誰が初穂料をだすものなの?
これも正式な決まりがあるわけではありません。
かつては両親と父方の祖父母で行うことが多かったためか、父方の祖父母が出して下さることが多いようです。
自分たちでも用意しておき、申し出があれば甘えるというのがよいでしょうか。
母方の祖父母からも申し出があった場合は双方でバランスが取れるようにすると良いですね。
お宮参りって誰が企画するものなのか
初穂料と同様特に正式な決まりはありません。
一般的には父方の祖父母が企画します。
赤ちゃんの誕生を喜びやすいように、それぞれの家の事情を踏まえ両親が企画してしまうのも良いでしょう。
知っておきたいマナー
どんな服装でやるの?
赤ちゃんは、正式には母方の祖父母が送った祝い着を着ます。
ベビードレスを着せる人やベビードレスの上に祝い着をかける人等様々です。
しきたりよりも、体温調節の上手くない赤ちゃんの体調を優先した服装で行うと良いでしょう。
両親は、あくまで赤ちゃんが主役なので赤ちゃんの服装に合わせた物にすると良いでしょう。
パパはスーツ、ママはスーツかワンピースというのが一般的です。
もちろん着物を着る人もいます。
祖父母も、赤ちゃんの格に合わせることが多いです。
祖父母が赤ちゃんを抱っこする場合は、抱っこしやすい服・靴にすると良いですね。
祖父はスーツ、祖母はスーツかワンピースが一般的です。
写真撮影とお食事会の相場
写真の相場はいくらぐらいなの?
最も手軽なのは神社の近くにある写真屋さん・スタジオを利用することですが、相場は3万~5万程度です。
カメラマンの出張撮影の場合は、相場である15000円に交通費が加算されます。
町の写真屋などでは、もう少し安く10000円以内で撮影できることもあります。
写真撮影を当日に行わず町の安い写真屋で別日にすます人や、手軽な神社近くで済ませる人等様々です。
お食事会の相場っていくらぐらい?
昼食なら3000~5000円、夜食なら4000円~8000円が相場です。
午前中にお宮参りをし、昼に食事会をする人が多いです。
父方の祖父母が支払う場合が多いですが、当日になって困らないようしっかりと話し合いたいですね。
自宅で食事会をするという人もいます。
誰とするのが普通なの?
かつてのお宮参りは両親と父方の祖父母が行う物で、父方の祖母が赤ちゃんを抱いていました。
しかし、最近は母方の祖父母も参加したり、両親の兄弟も参加したりすることが多いようです。
正式に誰と誰が集まってするもの!という決まりはありません。
元々赤ちゃんが主役ですし、祝う人数が増えても問題はありませんね。
とくにこだわりが無ければ、しきたりに従って父方の祖母に最初に声をかけたら良いでしょう。