子宮破裂の危険 帝王切開しか選択肢はありませんでした
ハンドル名:りんこりん
1977年生まれ 39歳 AB型 子供1人の3人家族
24歳で結婚し、15年後に自然妊娠。
妊娠中は高齢出産のリスクを調べる日々でネット検索魔になっていました。
また、最新の出生前診断を受けに飛行機に乗って大阪まで胎児ドッグにも行ったりも。
子供は3240gと大きな子でしたが出産直後、無呼吸発作の為NICUへ入院する事になってしまい酸素ケースごしにしか見れない娘が心配でしょうがなかったです。
退院後、娘はスクスク元気に育っており我が子に出会えた幸せを毎日感じています。
総合病院・大学病院・助産院・個人病院 どこで産むか?
妊娠がわかって考えた事の1つに「どこで出産をするか?」がありました。
総合病院や大学病院なら万が一の時に安心かなぁ?と思いましたが、出産にむけて購入した妊娠ガイド本には様々タイプの個人病院や助産院が紹介されていて驚きました。
個人病院だとホテルのような産院も多く、豪華な個室だったり産前・産後のサービスにエステがついていたり、、、。
私にとってはきっと人生で最初で最後の出産。
多少金額がかかっても良いところで産みたいなぁ、なんて考えていました。
ちょうど自宅からもそう遠くなく、入院中は主人も一緒に泊まれるホテル仕様の個人病院が見つかったのでそこで産みたいと思い診察に行く事にしました。
医師からの言葉「帝王切開になりますからうちでは出来ません。」
病院に行き、問診・診察後に先生から言われた内容は
「うちでは対応出来ませんので紹介状を書きます。」というものでした。
理由は腹腔鏡手術をしていて子宮が薄くなっている箇所があるので普通分娩に耐えられない、子宮破裂の危険性もある。
高齢という事もあり帝王切開で早めに産むのがベストだからうちでは対応出来ないと、、、。
結局、予定帝王切開で総合病院か大学病院を紹介するという事でした。
セカンドオピニオンを受けるも帝王切開を薦められる
帝王切開になるなんて想像もしていなかったので驚いてしまい正直先生の話の半分も頭に入りませんでした。
納得出来なかった私は後日、以前手術を受けたことのある他の病院でセカンドオピニオンを受けることにしたのですが、そこでもやはり腹腔鏡手術の影響もあるし高齢なので自然分娩は難しい帝王切開になりますという診断でした。
普通分娩にこだわっていたわけではなかったのですが、やはり手術となると怖かったですし、お腹に残る傷の事や入院期間のことを考えるとショックでした。
そんな私の落ち込んだ様子をみて先生は
「今は5人に1人が帝王切開で出産していますし、安全性が高いから安心して大丈夫ですよ。」と説明をしてくれました。
大学病院で予定帝王切開出産をすることに
手術を受ける事になかなか前向きになれなかったのですが帝王切開でのメリットも沢山あるんだと助産師さん達にも励まされました。
そして子宮破裂のリスクを考えると結局、帝王切開しか方法は無いんだと納得し早産等、万が一を考えてNICUのある大学病院で出産することに決めました。
私は腹腔鏡手術をしていると帝王切開になるなんて知らなかったのでショックでしたが、事前にわかっていれば動揺することもなかったと思います。
もし、同じような方がいたら帝王切開の可能性があるって事を知っておいて貰えればと思います。