「育児は育自」の言葉を胸に・・K・Sさんの高齢出産体験記(37歳)
ハンドル名:K・S
1977年生まれ、現在39歳。夫と息子と3人家族。
35歳で結婚、36歳で自然妊娠・37歳で出産。
夫婦ともに、結婚が遅かった為、両親は待望の孫の誕生に大喜び。
1人の小さな存在が、家族みんなを温かな気持ちにさせ、幸せな笑顔が増えました。
現在2歳で嫌々期真っ最中ですが、日々の成長も幸せに感じています。
夫と高齢出産のリスクについて話し合い、二人で納得した時に妊娠。
結婚したのが35歳。結婚式などが落ち着き、そろそろ子供が欲しいなと思った時。
高齢出産に対するリスクを思い、少しでも早く欲しいと思う私に対して、夫はリスクを恐れ消極的でした。
でも、自分達の子供に会いたいね、そう言い合えるようになった時、幸いにもすぐに妊娠。
出生前検査は受けませんでした。
妊娠6ヵ月頃に「うまれる」という映画を観て、お腹の中に命が宿ってくれたこと、それが「生まれる」ということだと思えた時、私達を選んでやってきてくれた我が子の事が、不安よりも愛おしさでいっぱいになりました。
「ママになる」それは、産んでからではなく、お腹の中に生まれてくれた時から。
お腹に話しかけ、同じ身体で2人で過ごした10月10日は長いようであっという間でした。
妊娠初期は葉酸を意識した食生活を。後期は足がむくみ、よくつるようになりました
悪阻がなかったので、仕事に支障もなく日常生活を送りました。
食事に関しては、バランスよく美味しく食べたいものを食べていましたが、葉酸を多く含む食材は、妊娠初期から意識して選ぶようになりました。
又、過去、風疹にかかったにも関わらず抗体がなかった私。
インフルエンザなども含め、体調管理には今まで以上に気をつけました。
正確に言うと周りの方が・・・ですが。
妊娠5ヶ月目くらいから、妊娠線予防でクリームを購入。
今思うと、妊娠線が現れる前から、しっかり対策をしておけば良かったと思っています。
妊娠後期に入ると、足がむくみ、よくつるようにもなりました。
分娩室に入った時も、実は足がつってしまい大変でした。
腰痛持ちの為、お腹が大きくなるにつれ、腰への負担も大きくなりました。
マッサージを受けたくても、妊婦を施術してくれるところがとても少ない事が辛かったです。
出産後は体も心も大きく変化。親となり家族の大切さを改めて実感しました。
出産後には大きな変化が!
身体的な面では、体型が思っていた以上に変わったことと、しばらく抜け毛があり、髪質も変ったこと。
体力に自信がある私ですが、出産・退院して間もなくは、近所への外出もすぐに疲れてしまいました。
出産するという事は、とてもすごいことなのですね。
体験して実感しました。
気持ちの面では、自分が親となり、嬉しさと同時に、両親への感謝の気持ちが込み上げてきました。
家族がより大切な存在となりました。
高齢出産だからこそ、多くの先輩ママからのアドバイスに支えられ、心強かったです
高齢出産は、リスクや不安もありますが、だからこそのメリットもありました。
一足先に、出産・育児を経験している友人が周りに多く、色んな経験談を元にアドバイスを受けることができた事。
とても心強く、助けられています。
ある方から言われた「育児は育自だよ」という言葉にも救われました。
今も大事に思い子育て中です。
生れてくれて、元気に産まれてくれてありがとう!
若くはない新米ママだけど、これからも一緒に楽しもうね。
ママになれたこと、とても幸せです。