産後の腰痛に悩まされた時に、知っておきたい対策法

産後の腰痛に悩まされるママは多いもの。

産後は、慣れない育児で腰への負担がかかります。
赤ちゃんを抱っこしたり、母乳やミルクをあげたりといった時に、腰の痛みが辛くなることが多いです。

また、妊娠中から腰痛に悩まされるママも多いですが、産後、痛みが酷くなるケースもあるようですね。

産後3ヶ月くらいまでが、特に腰痛が出やすい時期になります。

産後の腰痛の原因は?

産後の腰痛の原因となるのは、第一に、妊娠中にかかっていた腰への負担です。
体重が増加し、子宮が大きくなりますから、その分腰に重みがかかっています。

第二に、産後、骨盤全体が緩んでいることが挙げられます。
出産の時赤ちゃんが出やすいように、妊娠後期〜出産時は、ママの骨盤はゆるくなっているもの。
そのため、腰が安定しづらくて、腰の筋肉への負荷が大きくなるのです。

また、産後の生活も腰痛の原因になります。

赤ちゃんを抱っこしたり、母乳・ミルクをあげたりする時、ママの腰には赤ちゃんの重みがかかりますよね。
同じ姿勢で授乳を続けたり、赤ちゃんを抱っこしたまま立ったり座ったりすることで、さらに腰への負担は大きくなります。

産後の腰痛対策は?

赤ちゃんの抱っこの仕方で腰痛対策

ママが悩む腰痛対策としては、まず、赤ちゃんの抱っこの仕方を工夫することができます。

最もいけないのは、中腰のまま、赤ちゃんを腕の力だけで抱き上げてしまうこと。
文字通り足腰を踏ん張っている体制になるので、腰への負担は大きくなります。

赤ちゃんを抱っこする時には、膝をついた後、赤ちゃんに覆いかぶさるようにして赤ちゃんを抱いて、ママと赤ちゃんの体を密着させてから立ち上がるようにしましょう。





お風呂は、ぬるめのお湯にのんびりと!

また、腰を温めることもとても大切。
薄着をしないように配慮することはもちろん、夜は、なるべくゆっくりとお湯に浸かりましょう。
パパが帰宅してから、赤ちゃんの面倒をパパに見てもらっている間に、お風呂に入るのが良いですね。

なお、この時、熱いお湯に短時間しか浸からないのはNG。
一時的に体の表面が暑くなるだけで、湯上り後、かえって体が冷えてしまうことになります。

おすすめなのは、40℃以下のぬるめのお湯に、のんびりと浸かること。
体の芯まで温まるので、腰痛対策にはとても効果的なんです。

抱き枕で腰痛対策

腰痛対策には、仰向けで寝るよりも横向きの方がベター。
腰への負担が軽くなるからです。

そのために、抱き枕を活用するのも良いですね。
また、敷き布団は、柔らかいものよりも固めの方が腰への負担が軽くなります。

産後は腰痛ベルトがありがたい

腰痛がなかなか治らない場合は、整体や整形外科に行って、診てもらった方が良いですね。

一番助かるのは、腰痛ベルトをもらえること。
これは、産後に大きく開いた骨盤を元に戻すためにつけるもので、腰を支えてくれるためとても楽になりますよ。

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