産後の外出はいつから?赤ちゃんと楽しむための3つのポイント
「産後はずっと赤ちゃんと部屋に2人っきりで時々つかれてしまう…」と思ったことはありませんか?
「外出したくても、産後は安静にしてなきゃだめ」と聞いたことはありませんか?
産後は、気分転換のためにも外出したくなることがあるかもしれませんね。
でもママの体は、出産後とても傷ついているので、まずは安静にしていることが重要です。
またママが適度に外出してリフレッシュすることは、ママだけでなく赤ちゃんの成長のためにも必要です。
大切なのは、適切な時期に適切な方法で外出すること。
ポイントは以下の3つです。
- 産後1ヶ月は安静に
- 産後1ヶ月以内に外出するときはできるだけ近場で
- 赤ちゃんと外出する時は気候などに注意
この記事では、ママや赤ちゃんが外出して良い時期や、外出の際に注意することなどについて紹介していきます。
産後の外出はママのリフレッシュに
ママが産後に外出することは赤ちゃんにとって大切
産後に外出することは、ママの精神面をケアするうえでとても大切です。
最近は近所づきあいなど、人とのかかわりが少なくなってきています。
そのため産後に赤ちゃんと2人きりでいる毎日を送っていると、だんだんと気が滅入ってくるかもしれません。
慣れない育児にストレスが溜まり、ピリピリした状態で赤ちゃんと接していると、赤ちゃんにとっても悪影響です。
赤ちゃんのためにも、ママは定期的にリラックスする必要があります。
ですから外出をして、少しでも人と接したり運動したりすることでリフレッシュしましょう。
一人で抱え込まず、周りの人に頼ることも大切です。
「産後は外出は我慢して、赤ちゃんのそばにいなくちゃ」と考える人もいます。
こうした考えは責任感が強くてまじめな人ほど持ちやすく、同時に自分ですべて何とかしようとしがちです。
特に初産の人の場合、赤ちゃんの世話は分からないことだらけでストレスもたまりやすいです。
そうした時は「初めてなんだからできなくて当たり前」くらいの気構えで、周囲の人に甘えることも大切。
赤ちゃんの世話を誰かに任せて、数十分でも外出すると心がすっきりしますよ。
ママが産後に外出するときは体調に気を付けて
ママが産後に外出するときは、体調管理に気を付けてください。
産後のママの体は疲れやすく、体力も落ちています。
ですから外出は、短時間で済ませることができる場所にしましょう。
産後の外出はいつから?産後1ヶ月が目安です
ママは出産でとても体に負担をかけたので、安静にしていることが重要です。
なので、ママの外出は産後1ヶ月からが理想と言われています。
産後1ヶ月になると、病院に検診に行くことになるので、この時を産後初外出にすると良いそうです。
産後1ヶ月以内でも外出しなければいけない場合は?
買い物は人に頼んだり、ネットショッピングで済ませたりしましょう
特に実家に里帰りしていない場合は、産後すぐに買い物に行かなければならない場合もありますよね。
まずは自分で買い物に行こうとせずに、パパに頼みましょう。
ネットショッピングで済ませるのもアリです。
どうしてもママが買い物に行かなければならない場合は、短時間で済ませてください
ママが直接見なければ分からないものであれば、産後早い段階でも買い物に行って大丈夫です。
実際に、産後すぐに買い物をしているママは他に何人もいます。
ただし、買い物は近場で済ませてください。
産後すぐのママは体力が落ちていますし、出産のダメージも残っています。
ですから体のケアを第一に考えて、無理のない範囲で行動しましょう。
産後外出するときは気候や時間帯に注意!
産後1ヶ月の検診で、医師に赤ちゃんの外出について確認しましょう
赤ちゃんの外出は、生後1ヶ月までは控えましょう。
それまでは庭やベランダなど、自宅の範囲内で赤ちゃんと一緒に日光浴をするとよいでしょう。
生後1ヶ月がたつと、病院での検診があります。
この時医師に外出していいかどうか尋ね、OKが出たら外出するようにしましょう。
生後1ヶ月か2ヶ月の間は、家の周りを散歩するくらいにとどめてください。
なぜなら赤ちゃんはまだ首が据わっていないので、長時間の外出は危険だからです。
生後2ヶ月を過ぎてから、本格的な外出ができます。
赤ちゃんとの外出時は真夏や真冬、通勤ラッシュを避けて
赤ちゃんと外出するときはまず、気候に注意しましょう。
真冬や真夏の外出は、生後間もない赤ちゃんにはとても負担です。
また産後間もないママにとっても負担になるので、春か秋になるまで外出は控えたほうが良いです。
時間帯にも注意が必要です。
もし大体の授乳時間帯やお昼寝タイムが把握できていたら、その時間帯は避けて外出してください。
また、公共交通機関の利用は控えたほうがいいでしょう。
周りの視線が気になってしまい、せっかくの外出を楽しむことができないかもしれません。
どうしても公共交通機関を利用する必要がある場合は、電車が混む時間帯を避けて利用すると良いです。
そして最後に、外出はできるだけ短時間で済ませるようにしましょう。
赤ちゃんももちろんですが、ママは自分自身の体調にも気を遣わなければなりません。
ママは産後とても疲れがたまりやすく、体も万全の状態ではないです。
なので無理をしない範囲で赤ちゃんとの外出を楽しんでください。